男子バレーボール日本代表は26日(木)、ネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで男子フランス代表と対戦し、セットカウント3-2(25-22、19-25、22-25、25-20、15-11)で勝利した。
オポジットでスタメン出場した宮浦健人はフランス戦でチーム最多の23得点。特に得意のサーブでは連続サービスエースを含む4つのサーブポイントを奪い、チームの勝利に大きく貢献した。
その宮浦だが、今大会はここまで得意のサーブが中々走らず。ストレートで敗れた26日の男子ブルガリア代表選後にも「まだまだ自分のサーブはこんなもんじゃないと思う」と悔しさを口にしていた。その宮浦は試合後にBS-TBSのインタビューに応じ、フランス戦のプレーについて「これまで自分のサーブが打てていなかったので、今日はコースとかも意識していたんですけど、まずはスイングをすることを意識しました」と、初心に帰ったことがサーブ好調の要因だったようだ。
サービスエースを決めた場面でも感情を露わにしていた宮浦。「オポジットのポジションだと自分のプレーや表情がコート内に影響を及ぼすことがあると思うので、そこは自分自身、最後まで攻めるところと、気持ちを乗せて戦うところを意識しました」と意識的に行っていることを改めて語った。
エースとしてチームをけん引する中、予選ラウンド第2週のブルガリアラウンドは残り2試合。「昨日の(ブルガリア戦の)負けで受けに回ってしまったところがあったので、まずはチームとして攻めることを意識するのと、日本のバレーを展開することを意識して、残り2戦戦いたいと思います」と最後まで自分たちの戦い方を貫く意思を示した。
日本は次戦、27日(金)21:00よりFIVB世界ランキング13位の男子ウクライナ代表と対戦する。