男子バレーボール日本代表は26日(木)、ネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで男子フランス代表と対戦し、セットカウント3-2(25-22、19-25、22-25、25-20、15-11)で勝利した。
2025年から日本を指揮するロラン・ティリ監督にとっては、2021年まで指揮した古巣であり母国のフランス相手の勝利となったが、そのティリ監督が試合後にBS-TBSのインタビューに応じ、試合を振り返った。
現地時間25日(水)に行われた男子ブルガリア代表戦ではストレート負けを喫していた日本。「昨日は良いプレーを2セットしか継続することができなくて負けてしまい悔しい日だったんですけど、今日の朝に選手たちに話した内容について、選手たちが試合の中で答えてくれたと思います」と、フランス戦の選手たちのパフォーマンスを称えた。
ブロック本数ではフランスの11本に対し日本は3本。それでも粘り強いディフェンスで再三2024年大会の王者であり東京オリンピックとパリオリンピック連覇もしているフランスを苦しめた。その日本のディフェンスについては、「ブロックが必ずしも我々の武器ではないので、やはりディフェンスが武器として機能しなければならないと考えています。昨日からいろいろなことを修正しましたけど、さらに今日の試合中に修正して、レフトサイドをカバーして良いディフェンスを機能するよう修正をしました。それがよく機能したと思います」と、試合の中でも改善を重ねていたようだ。
予選ラウンド第2週のブルガリアラウンドは残り2試合。27日(金)の男子ウクライナ代表戦までは連戦が続く。「明日はウクライナという強いチームですけど、やはり点を取らなければいけないですし、今日と同じような姿勢で試合に臨んでもらいたいと思います。まずはホテルに戻ってゆっくり休んでもらいたいと思います」と選手たちを労った。
ウクライナ戦は27日21時試合開始予定だ。