公益社団法人SVリーグ(SVL)は3日、SVリーグを楽しむための共通IDである 「VメンバーID」を導入することを発表した。
VメンバーIDは従来の「SVL/JVL会員」を継承するものの、チケットVでチケット購入ができるだけではなく、一部のクラブを除いたSVリーグに所属する複数のクラブのファンクラブ入会やサービスをひとつのIDで利用できるようになる。
昨シーズンはチケットVの登録時に、チケットシステムのアカウントと一緒に「SVL/JVL会員」という名称で住所や生年月日などの会員情報を取得していた。しかしこの部分を「VメンバーID」にリニューアルすることで、チケット購入時にチケットシステムのアカウントと連携するだけでなく、ファンクラブ入会や各種サービスでも利用できるように改善が行われた。
これにより、チケットVでのファンクラブ会員向けの先行販売、優待販売などが2024-25シーズンよりも便利に利用可能になるほか、新たに導入するリーグ共通ファンクラブシステムを通して、ファンクラブ入会後は、ポイントやクーポンなど様々なサービスを利用できるようになる。
なお、リーグ共通ファンクラブシステムを導入しても、2024-25シーズンまでのファンクラブ会員データを移行しないクラブは下記の通り。
■WOMEN
デンソーエアリービーズ、Astemoリヴァーレ 茨城、群馬グリーンウイングス 、PFUブルーキャッツ石川かほく 、クインシーズ刈谷 、東レアローズ滋賀 、岡山シーガルズ 、SAGA久光スプリングス
■MEN
東レアローズ静岡、ジェイテクトSTINGS愛知 、日本製鉄堺ブレイザーズ