V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のカノアラウレアーズ福岡が8日、2025-26シーズンより高松卓矢氏が新監督に就任することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
2024-25シーズンのVリーグ女子を5位で終えたカノア。このオフには熊本比奈GMや森田亜貴斗前監督が退任し、チームの刷新を図っていた。
その中新指揮官に就任した高松監督は、現役時代は豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)で11年間プレーし、男子日本代表にも選出された実績を持つ。Vリーグでは230試合以上に出場しており、その功績によりVリーグ栄誉賞も受賞。2021年に現役を引退すると、2023年に愛知大学のコーチ、2024年には福岡ウイニングスピリッツの監督を務めるなど、指導者としても活動してきた。
高松監督はクラブを通してコメントしている。
「このたび、カノアラウレアーズ福岡の監督に就任いたしました、高松卓矢です。まず初めに、これまでクラブ創設期からチームを築き上げてこられた森田前監督に、心からの敬意と感謝を申し上げます。私はこれまで、選手として、そして指導者として、バレーボールの魅力や厳しさ、そして人の成長に深く向き合ってきました。これから選手一人ひとりの個性を大切にしながら、私が敬愛するアンディッシュ・クリスティアンソン氏から学んだバレーボール哲学を元に選手達と共に成長し”冷静さと情熱”を持ってこの新たなステージに挑んでまいります」
「カノアラウレアーズ福岡は、地域に愛され、挑戦を続けるクラブです。このクラブの未来を託された責任の重さを胸に、選手・スタッフとともに、観ている人の心を動かすようなバレーボールを創り上げていきます。そして何より、日々支えてくださるファン・パートナー企業・地域の皆さまとともに、クラブの新章を力強く歩んでいけるよう全力を尽くします。引き続き、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします」
なお、7月14日(月)11:00より、カノアのホームタウンである福智町役場にて記者会見が行われる予定だ。