27日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが2024-25シーズンの新体制を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
チームを率いるのは2シーズン目の指揮となるフィンランド人のカスパー・ヴオリネン監督。主将のリベロ古賀太一郎と副将のアウトサイドヒッター戸嵜嵩大も続投する。
新任としては、フィンランド出身でフィンランド女子代表のコーチ経験のあるヨナス・フタカンガスコーチ(25)、昨シーズンまでパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)のトレーナーを務めていた近藤孝則トレーナー(40)、通訳の戸田涼介氏(23)と張由輝氏(26)が新たな戦力として東京GBに加わる。
SVリーグでも指揮を執ることとなるカスパー監督は、クラブを通じてコメントを発表している。
「こんにちは!新しいリーグのスタートを、このチームで迎えられることを大変嬉しく思います。このプレシーズンを始めるにあたり、チームやクラブ、組織としての基本的な価値観を明白にするために、自分自身に『なぜ』と問いかけることから始めました。なぜグレートベアーズは存在し、何を成し遂げようとしているのか。もちろん、今シーズン、できる限り多くの試合に勝ち、良い結果を残すことが目標です。しかしそれだけではなく、見る側もプレーする側も楽しいと思える、速くて創造的で、刺激的なバレーボールをしたいと考えています。ファンの皆様に楽しんでいただける興味深いプレーをお届けする一方で、私たち自身も一緒にプレーし、競い合うことを心から楽しめるバレーボールをしていきたいと思っています」
「SVリーグは、観客の皆さんとチームが一体となって会場を沸かし、奇跡を起こす一種の『パフォーマンス』です。今シーズンの目標は、素晴らしいプレーをし、リーグ全体のレベルを引き上げ、この素晴らしいスポーツがもたらす全ての感情をみなさんと一緒に体験することです。各選手の個性や特技を活かし、ファンの皆さんが驚くようなプレーをお見せできればと思っています。グレートベアーズの試合に足を運んでいただければ、私たちが常に限界に挑戦し続けているのを感じてもらえるはずです。一緒にこの旅を楽しみながら、特別で面白い体験を作り上げて行きましょう。応援よろしくお願いします!#breakthelimits」
新SVリーグでバレーボールを楽しみながら、どんな刺激的なパフォーマンスを見せてくれるのか。新体制となった東京GBに期待したい。