10日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選3週目となる日本ラウンド2戦目で、バレーボール女子日本代表は女子韓国代表にストレートで勝利。アウトサイドヒッターの和田由紀子がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
これまでとは大きくスタメンを変更して臨んだ女子日本代表だったが、和田はこれまで通りスタメンで起用されチームをけん引。点取り屋として今試合、両チーム最多の18得点を決めた。
日本ラウンド初戦、2戦目とどちらもストレートで2連勝飾ったことについて、「2日連続でしっかり勝ち切ることができたので本当に良かったです」とセットを失わずに勝ち切れた結果を喜んだ。
23歳と若い和田ではあるが、今試合はさらに若手の18歳の秋本美空がスタメン出場し共にプレーしたことについて、「(秋本)美空のプレーで自分たちもたくさん勇気や元気をもらえますし、一緒にコートに立って頑張ることができて良かったです」と後輩のプレーに力をもらっていることを明かした。
そして今試合でも持ち味のサーブで2得点を決めた和田は、「打つ前にたくさん『攻めろ』とか『頑張れ』という声が聞こえてきて、1本1本打つ前に勇気をもらっているなと思います」と千葉ラウンドの観客の声援に後押しされていると話した。
日本も韓国も互いに粘り、長いラリーが印象的だった今試合。最後のトスを和田がしっかり決め切った場面も多かったが「我慢してそれまで繋いでくれている選手の皆がいるので、最後託されたボールを決め切ることができたかなと思います」と話し、またその繋ぎの部分については「簡単にボールを落とさないという意識や姿勢が1点に繋がると思うので、そこは継続して日本の武器としてやっていけるように頑張りたいと思います」と話した。
次戦はFIVB世界ランキング4位のポーランドと12日(土)に試合が控えているが、「自分たちより格上の相手ですが、また全員でしっかり勝ちに行けるように、自分たちの強みをスタートからしっかり出して思い切ってやっていけたら良いかなと思います」と意気込んだ。
そして最後に「こんなにたくさん会場を埋めてもらえるとは思ってなくて、本当に嬉しいですし、もっともっと良い試合を見せられるように頑張ります」と応援に駆け付けたファンへの感謝を述べた。