大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東レアローズ静岡は11日、2025-26シーズンの新体制を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
藤中優斗のキャプテン就任や、阿部裕太監督の続投はすでに発表されていたが、今回は新任スタッフが明らかとなった。
シニアアドバイザーには、ステファノ・レチネ氏が新たに就任。レチネ氏は、昨季に東レ静岡でプレーしたフランチェスコ・レチネの父であり、セリエAのペルージャやチヴィタノーヴァでスポーツディレクターを務めた経験を持つ。現役時代は男子イタリア代表として活躍していた。
さらに、チーフコーチはフラビオ・グリネッリ氏が新たに務めることに。グリネッリ氏はこれまで、さまざまな国のクラブチームで監督を務めており、昨季はウクライナのクラブチームを率いた。また過去には、男子エジプト代表や男子スロバキア代表など代表チームの監督を務めている。
コーチに再任となった山本太二氏は、2014年から2017年までコーチ兼マネージャーを務めており、2017-18シーズン以降はシニアマネージャーとしてチームを支えていた。
昨季は、SVリーグ男子のレギュラーシーズンを12勝32敗の8位で終え、チャンピオンシップ進出が叶わなかった東レ静岡。リベンジに向けて経験豊富な外国人スタッフを新たに2名招集し、新たな一歩を踏み出した。