13日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで、バレーボール女子日本代表はFIVB世界ランキング2位の女子ブラジル代表にストレート負け。アウトサイドヒッターの佐藤淑乃がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
予選ラウンド最終戦、日本は攻守でスキのない強豪ブラジルを相手にストレート負けを喫した。佐藤はスタメンで出場するもミスが重なり、途中でベンチに下がる悔しい結果となった。
今試合の戦い方については「オフェンス力もディフェンス力もすごく強いチームなので、まず出だしで自分たちのオフェンス力をしっかり出すことと、粘り強さを出すというのは意識していました。一歩届かず終わってしまったのは悔しいんですけど、まだファイナルラウンドがあるので、この負けを自分たちで認めて次の試合に活かしたいなと思います」と答えた。
今試合で負けはしたものの、予選3位通過で決勝ラウンドに進出することが決まった日本。決勝ラウンドに向けて佐藤は、「粘り強さは日本の強みだと思うのでそこを出しつつ。ハイセット状況だったり、しんどい状況でもしっかり決め切ることが良い流れを作れると思うので、そこを出しながら全員でオフェンス参加して戦っていきたいと思います」と意気込みを語った。
千葉ポートアリーナで行われた日本ラウンドの4戦には連日、多くのファンが駆け付けた。佐藤は「応援ありがとうございました。皆さんの応援ですごく自分たちも背中を押されましたし、会場全員で一緒に戦えた気持ちになりました。」とファンへメッセージを送った。
決勝ラウンドはノックアウト方式のトーナメントで行われる。予選ラウンド3位の日本は同6位のチームと対戦するが、現時点で対戦相手は決まっていない。決勝ラウンドの準々決勝は7月23日(水)、24日(木)にポーランドで開催する。