14日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025女子の予選ラウンドのすべての試合が終了し、参加18ヵ国の最終順位が確定。同時にVNL女子の降格チームが決定した。
決勝ラウンドには日本を含め上位8ヵ国が進出。9位以下は予選敗退という形になるが、今大会で最下位となったチームはVNLから降格となる。
降格の危機に立っていたのは、予選最終戦を残した時点で互いに1勝10敗という成績だった女子韓国代表と女子タイ代表だ。12日時点ではセット率で韓国が17位、タイが18位という順位だったが、韓国は13日に女子フランス代表にストレートで敗戦。14日のタイの試合結果を待つことになった。
そのタイは、女子カナダ代表とフルセットにもつれる試合を展開。激戦の末に敗れはしたが、2セットを取得したことで、最終順位は互いに1勝11敗と勝敗数は並ぶものの、セット率の関係で僅かに韓国を上回ったタイが17位に浮上。韓国がVNLから降格することが決定した。
今大会で最下位となった韓国は来年からVNLには参加できず、代わりにVNL未出場国の中から最もFIVB世界ランキングが高い国が出場することとなる。