[写真]=Volleyball World

 16日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子の予選ラウンド第3週の初戦が行われ、日本代表はFIVB世界ランキング8位のドイツ代表と対戦した。

 今季からロラン・ティリ監督を新しく迎え、初の国際大会に挑む新生日本代表。予選1週目と2週目を終え、5勝3敗で第3週を迎えた。この千葉大会から、2024パリオリンピックに出場した主要メンバーが合流している。

 その男子日本代表は、セッター(S)に永露元稀、アウトサイドヒッター(OH)には石川祐希と髙橋藍、オポジット(OP)に宮浦健人、ミドルブロッカー(MB)にはエバデダン・ラリーと小野寺太志が起用され、リベロ(L)には小川智大という布陣で臨んだ。

 第1セット、スタートから日本はサーブでドイツの守備を翻弄する。互いに連続ポイントを取り合い、序盤は拮抗した入りとなる。中盤は日本が僅かなリードを許す中、背中を掴みかけたところでドイツにブレイクされる展開が続いてその差を詰められず、16-20で終盤に入る。追い上げたい日本だったが、最後は速攻攻撃がドイツのブロックに阻まれ、21-25でセットを落とす。

 第2セット、まずは日本のポイントでスタート。1セット目同様に序盤は点差がつかずに試合が進むが、まず抜け出したのは日本、13-10と先行する。中盤以降に持ち味の粘りが光ってラリーを日本が制する場面が増え、その点差を広げる。今大会初めて代表でプレーする石川はサイドライン上に決めるスパイクや、巧みなブロックアウトで得点を重ねていく。終盤も日本は堅実なプレーでドイツに追い上げを許さず、最後は髙橋の強烈なスパイクが決まって25-20でセットを取り返す。

 注目の第3セット、序盤から日本が粘りのプレーを展開。無理に打ち下ろさず上手くリバウンドを取って切り返す攻撃で得点を重ねるが、対するドイツも堅いディフェンスで日本の攻撃を簡単には決めさせない。中盤から僅かに先行していたドイツとの差を詰められないまま17-20に入るが、リリーフサーバーで入った富田のサーブでのブレイク、宮浦のサーブで崩して22-22の同点に追いつく。タイムアウト明けも宮浦のサーブが走って逆転に成功すると、そのまま逃げ切った日本が25-23でセットを制し、勝利に王手をかける。

 第4セット、スタートは一進一退の攻防が続く。序盤はシーソーゲームとなる中、中盤に日本がブレイクに成功、ドイツにもミスが重なり15-12と抜け出す。僅かな点差を維持しながら終盤20点目にのせた日本。宮浦の好調なサーブでドイツの守備を崩し、さらにマッチポイントを握った場面でリリーフサーバーで出た甲斐優斗がノータッチエースを決め、25-20でゲームセット。日本がセットカウント3-1で勝利を収めた。

 両チーム、堅い守備の我慢比べでどちらが優位に持っていくのか終盤まで見えない接戦となった今試合。そんな中でも勝ち切る強さを見せつけた男子日本代表だった。次戦は17日(木)19:20から男子アルゼンチン代表と対戦する。

■試合結果

日本 3-1 ドイツ

第1セット 21-25|第2セット 25-20|第3セット 25-23|第4セット 25-20

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この記事を書いたのは

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