公益社団法人SVリーグ(SVL)は16日、2026-27シーズンよりSV.LEAGUE(SVリーグ)下部リーグ『SV.LEAGUE GROWTH』を創設することを発表した。
『SV.LEAGUE GROWTH』は、SVリーグ全体の競争力の源泉となる厚い中間層の構成を目的としており、将来的なSV.LEAGUE参入や世界最高峰へと大きく「成長・発展(GROWTH)」することを志すクラブから成るリーグとのこと。
2024-25シーズンから装い新たに始まったSVリーグとV.LEAGUE(Vリーグ)を運営する中、Vリーグについては「将来的にSVリーグに参入し、プロクラブとして世界最高峰を目指していきたい」クラブと「引き続き地域に根差しながら、アマチュアクラブとして事業を続けていきたい」クラブが混在。こうした志向の違いが、SVリーグ下部リーグ創設の背景にあったという。
『SV.LEAGUE GROWTH』のライセンス・各種制度設計は、SVリーグの理念を共有するリーグであることを念頭に置いた設定に。ライセンスは、SVライセンスやVライセンスと同様に2025年9月1日から申請受付を開始し、2026年3、4月に交付を決定。制度設計はVリーグから各種引き上げや拡大、新設される形になった。
『SV.LEAGUE GROWTH』は、ライセンス取得状況を鑑みて順次、参加チームを増やしていくとのこと。男子については、SVリーグが現在の12チームから16クラブに増えるまで、入れ替え戦は行わないとしている。
女子については、SVリーグが当面14クラブで固定となることが決まっているため、SV.LEAGUE GROWTHとの間で入れ替え戦を実施。なお、SVリーグ昇格にはSVライセンスの保有が必須となり、SV.LEAGUE GROWTHにSVライセンス保有クラブがない場合は入れ替え戦や昇降格は行わない。