株式会社姫路ヴィクトリーナは28日、ヴィクトリーナ姫路の下部組織であるヴィアーレ兵庫所属のリベロ(L)内山明衣(24)とミドルブロッカー(MB)竹氏彩乃(24)の退団と新V.LEAGUE所属のクラブへの移籍を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 両選手ともマックスバリュ・ヴィクトリーナ時代の2022年から約2年半にわたってチームに所属し、内山はキャプテンを務め、竹氏は全国6人制女子西部決勝リーグでスパイク賞と敢闘選手賞を受賞するなどチームに貢献してきたが、9月1日付でチームを退団し、新V.LEAGUE所属のクラブへと移籍するということだ。

 なお、2人はヴィアーレ兵庫の一員として第66回近畿6人制バレーボール総合選手権大会への出場を予定していたが、台風10号接近の影響により中止となることが29日に決定。残念ながら最後のプレーは叶わなかった。

 2人はクラブを通じてコメントしている。

・内山明衣
「日頃よりたくさんのご声援ありがとうございます。この度、8月31日、9月1日に開催される近畿総合選手権大会を最後にヴィアーレ兵庫を退団することになりました。マックスバリュ・ヴィクトリーナという育成チームからヴィアーレ兵庫に変わり、2年半活動していく中でたくさんのファンの方々や切磋琢磨できるメンバー、スタッフと出会えたことは私の人生において財産となりました。そして最後には主将という大役まで務めさせていただき、なかなか思うように役目を果たすことができない難しさにぶつかりながらも主将という経験は人として成長できたなと実感しています。これからは私の小さい頃の夢を追いかけるために新たなステージに挑戦しますが、これからも応援していただけると嬉しいです。最後にはなりますが、今後ともヴィアーレ兵庫の応援をよろしくお願いいたします」

・竹氏彩乃
「日頃よりたくさんのご声援ありがとうございます。この度、ヴィアーレ兵庫を退団することになりました。マックスバリュ・ヴィクトリーナという育成チームからヴィアーレ兵庫に変わり環境の変化など、いろいろなことがあった2年半でした。そんな中で目の前の試合にチームみんなで向き合い、一戦一戦を戦い抜いてきました。試合を重ねるごとにチーム力も向上し、応援してくださるファンの方々も増え、周りの皆さんのおかげで今まで見たことのない景色を見ることもできました。このような経験ができたのもヴィアーレ兵庫を支えてくださっているスタッフの方々、ファンの皆様、家族、どんな状況も一緒に乗り越えてきたチームメイト、皆様のおかげです。本当に感謝しております。ここでの経験を活かしさらに、成長できるようにまだまだ頑張ります!!これからもヴィアーレ兵庫の応援よろしくお願いします」

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VOLLEYBALL KING 編集部

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