公益社団法人SVリーグ（SVL）が22日、大阪ブルテオンと東レアローズ静岡と共同で『Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand』を開催することを公式サイトで発表した。
今大会は、2023年より大阪Ｂやサントリーサンバーズ大阪、ウルフドッグス名古屋が取り組んできた、タイでのプレシーズンマッチを引き継ぐ形で実施。今シーズンよりSVLの国際戦略の一環として位置づけ、SVLとクラブとの共同主催で開催される。バレーボールだけでなく、日本の食や文化の紹介など多様なコンテンツを体験できる場を提供するとしている。
今大会には大阪Ｂと東レ静岡の他、タイのクラブチームが参加。開催日程は2025年9月13日（土）と14日（日）の2日間であり、試合会場はタイのバンコクにあるニミブットスタジアムを予定されている。13日（土）は13時より大阪Ｂ vs Diamond Food Fine Chef（タイ）、16時より東レ静岡 vs Phitsanulok Volleyball Club（タイ）の試合が行われる。また14日（日）は、13時より大阪Ｂと東レ静岡の対戦が行われる。
なおチケットの発売は8月上旬より開始予定となっており、詳細は後日発表される。
今大会の実施に伴い、SVLの大河正明チェアマン、大阪Ｂの久保田剛氏、東レ静岡の山内哲矢氏は以下の通りコメントしている。
■大河正明チェアマン
「このたび『Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand』をタイ・バンコクで開催できることを、大変嬉しく思います。 SV.LEAGUEは“世界最高峰のリーグ”を目指し、特にアジアを中心とした国際展開に注力しています。本大会は、その戦略を具現化するための重要な第一歩であり、SV.LEAGUEの新たな歴史の幕開けとなるイベントです」
「大会では、SV.LEAGUEを代表する男子2クラブとタイのトップクラブとの真剣勝負、さらには日本のクラブ同士による対戦など、ハイレベルな試合をお届けします。また、日本のスポーツや文化を体感いただけるブースや企画も展開し、スポーツを超えた交流の場を創出します。さらに、タイのバレーボールファンの皆様、そして未来のバレーボール界を担うジュニア世代の選手にSV.LEAGUEの魅力を直に感じていただくことで、『いつかこの舞台でプレーしたい』と夢を描くきっかけになればと願っています」
「SV.LEAGUEは、今回の大会を契機に、タイをはじめとするアジア各国、そして世界中のバレーボール界のさらなる発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。将来的にはアジアでの公式戦開催も視野に入れ、国際戦略をより一層強化してまいります。 タイの皆様、そして世界中のバレーボールファンの皆様とバンコクでお会いできることを心より楽しみにしております」
■久保田剛氏
「今年も『Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand』を開催できることに、喜びと感謝の気持ちで一杯です。大阪ブルテオンは、アジアを日本のバレーボールの可能性を広げる重点地域として捉え、志を同じくするチームと手を携えて、2023年からタイでのプレシーズンマッチに取り組んでいます。この前例のない挑戦に力を注ぐことでアジアに新しいスポーツの形をつくり、世界中の方々に夢や生きる喜びをお届けすることが、スポーツを事業とする私たちの責任でもあると考え、尽力してきました」
「3年目となる今年は、SV.LEAGUEの参画を得て、共にこの挑戦に取り組んでいきます。バレーボールの未来づくりがより加速するでしょう。意義ある活動に携わることが出来ることを大変光栄に思います」
■山内哲矢氏
「このたび初めて『Panasonic ENERGY presents SV.LEAGUE World Tour 2025 in Thailand』に参加できることを、大きな喜びと感謝の気持ちで受け止めています。今回の機会をくださった関係者の皆様、そして日頃から応援してくださるファンの皆様に心より感謝申し上げます。東レアローズ静岡は、2023年から始まったこの国際大会を大きな刺激と成長の場として見てきました。 初参加となる今年は、チームの挑戦心と可能性をアジアの舞台で示し、選手一人ひとりが人間的にも競技者としてもさらなる成長を遂げることを目指します」
「今回の大会は、SV.LEAGUEと共に未来へ向けた新たな一歩を踏み出す絶好の機会です。 タイのバレーボールファンの皆様と交流し、熱い試合を通じてバレーボールの魅力と感動をお届けできればと思います。これからも東レアローズ静岡は、バレーボールを通じて人と人、地域と地域をつなぎ、スポーツの持つ力で未来を切り開いてまいります」
