24日に行われたネーションズリーグ2025女子の準々決勝で、バレーボール女子日本代表はFIVB世界ランキング6位の女子トルコ代表にフルセット勝利。アウトサイドヒッターの佐藤淑乃がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
日本はトルコの高さを活かしたブロックやクイック攻撃、エースであるメリッサ・バルガスの攻撃に苦しみながらもフルセットで勝利し、準決勝進出を決めた。佐藤は中盤、被ブロックされながらも試合を通してチーム2位タイの15得点を獲得。サービスエース1本、ブロックポイント1本も決めてみせた。
そんな佐藤は「5セットやる中ですごく波も大きかったですけど、チーム全員で支え合いながらやったことがこの勝利に繋がったかなと思います」と試合を振り返った。
また、攻撃への意識については「途中、ハイセットが被ブロックを食らってしまう場面がすごく多かったんですけど、『自分の勢いをなくしてしまったら良いところはない』と思ったので、セット終盤にかけてもう一回、助走の勢いと高さを活かして思いっきり振り切ることを意識しましたし、チームのみんながいつも『振り切れ』と言ってくれたので、それにすごく背中を押されました」と語った。
7月27日(日)3:00より行われる準決勝に進出した日本。対戦相手は、7月25日(金)3:00に行われる女子ブラジル代表 vs 女子ドイツ代表の勝利チームだ。準決勝に向けて佐藤は「まだ相手は決まっていないんですけど、準決勝に勝ってネーションズリーグのメダルを獲得したいなと思っています」と力強く意気込んだ。