28日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025女子のすべての試合が終了し、女子日本代表は最終順位を4位で終えた。
その日本の司令塔として、今大会ほとんどの試合でスタメン出場を果たした関菜々巳。ベンチのスタッフやチームメイトとコミュニケーションを大事にし、ボールの下に入り込んだ低い位置から懸命にオーバーハンドで丁寧にトスを上げ、時にはスパイカー陣を鼓舞するようなトス回しを見せた。
大会のベストセッターランキングを見ても、予選ラウンド終了時はベストセッター4位にランクインしていたが、決勝ラウンドで大きくポイントを伸ばし1位に輝いた。
フェルハト・アクバシュ新監督のもとで正セッターの座を掴んでいる関。8月に開幕する2025女子世界選手権(世界バレー)での活躍にも注目したい。
■VNL女子ベストセッターランキング
1位:関菜々巳(日本)/成功数460
2位:ジャン・ズシャン(中国)/成功数407
3位:ファン・アーレン(オランダ)/成功数352
4位:カテリナ・バルコワ(チェコ)/成功数324
5位:ポーンプン・グーパート(タイ) /成功数311
6位:カタジナ・ヴェネルスカ(ポーランド)/成功数299
7位:サラ・シュトラウベ(ドイツ)/成功数285
8位:マクリス・カルネイロ(ブラジル)/成功数280
9位:キム・ダイン(韓国)/成功数277
10位:エリーゼ・ファン・サス(ベルギー)/成功数244