[写真]=Volleyball World

 6月4日に開幕したネーションズリーグ(VNL)2025女子大会が7月28日に閉幕し、大会MVPとドリームチームが発表された。

 新たにフェルハト・アクバシュ監督を迎えた新生女子日本代表は、予選ラウンドを3位で通過し準々決勝ではトルコを撃破したが、準決勝ではブラジルにフルセットの惜敗、3位決定戦ではポーランドにセットカウント1-3で敗れ、最終順位4位で大会を終えた。

 2大会連続のメダル獲得とはならなかったが、キャプテンの石川真佑を筆頭に、今大会に出場したすべての選手たちが躍進する姿を見せてくれた。

 そして、今大会で予選ラウンドから強さを見せつけ、その勢いのまま優勝を果たしたイタリアは2連覇を達成。今大会MVPにはリベロのモニカ・デジェンナーロが選出された。リベロがMVPに選ばれるのは大会初のことだ。イタリアチーム最年長38歳のデジェンナーロは、昨シーズンにセリエAのコネリアーノで女子日本代表セッター関菜々巳のチームメイトであったこともあり、日本ファンにも馴染みある選手だ。

 またMVPと同時にドリームチームの最優秀リベロにも輝いたデジェンナーロ。ドリームチームにはイタリアからデジェンナーロの他、オポジットのパオラ・エゴヌ、セッターにはアレッシア・オッロ、アウトサイドヒッター(OH)からはミリアム・シッラが選出された。

 また、準優勝国のブラジルからはOHのガブリエラ・ギマラエス(ガビ)とミドルブロッカー(MB)のジュリア・クジュスが選出。そして3位決定戦で日本を高いブロックで何度も阻んだポーランドのMBでキャプテンのアグニェシュカ・コルネルクも選ばれた。

■VNL2025女子個人賞

【MVP】
モニカ・デジェンナーロ(イタリア)

【ベストアウトサイドヒッター】
ガブリエラ・ギマラエス(ブラジル)
ミリアム・シッラ(イタリア)

【ベストリベロ】
モニカ・デジェンナーロ(イタリア)

【ベストセッター】
アレッシア・オッロ(イタリア)

【ベストオポジット】
パオラ・エゴヌ(イタリア)

【ベストミドルブロッカー】
アグニエシュカ・コルネルク(ポーランド)
ジュリア・クジュス(ブラジル)

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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