3日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子のすべての試合が終了し、男子日本代表は6位でこの大会を終えた。
ロラン・ティリ監督を迎えた新体制で挑んだ初の国際大会。予選ラウンドを8勝4敗の4位で通過したものの、決勝ラウンド初戦で世界ランキング1位のポーランド相手にストレート負けを喫し今大会は準々決勝で敗退、3大会連続の表彰台は叶わなかった。
2024年パリオリンピックに出場した主要メンバーたちが予選ラウンド3週目からの合流となった中、1週目から日本チームの攻撃の中心として活躍したのはオポジットの宮浦健人だ。
相手チームからマークされる中でも多彩なスパイクで得点を重ねてチームをけん引。苦しい場面でもトスを託される大エースとして活躍して177得点をマークし、ベストアタッカーランキング4位にランクインした。
点取り屋として日本チームを引っ張っていく選手の一人として、今後も宮浦のスパイクに注目していきたい。
■VNL男子ベストアタッカーランキングTOP10(大会終了時点)
1位:マルロン・ヤント(キューバ)/219点
2位:テオ・フォール(フランス)/211点
3位:フィリップ・ジョン(ドイツ)/186点
4位:宮浦健人(日本)、アレクサンダル・ニコロフ(ブルガリア)/177点
5位:ロク・モジッチ(スロベニア)/167点
6位:ドミトロ・ヤンチュク(ウクライナ)/165点
7位:ミヒール・アヒイ(オランダ)/161点
8位:ルチアーノ・パロンスキー(アルゼンチン)、アラン・ソウザ(ブラジル)/159点
9位:ヴァシル・トゥプチイ(ウクライナ)/157点
10位:エリック・ロース(ドイツ)/154点