[写真]=Volleyball World

 12日、インドネシアのスラバヤで2025女子U21世界選手権大会の予選ラウンドが行われ、バレーボールU21女子日本代表はU21女子ブラジル代表と対戦した。

 出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。プールDに振り分けられた日本は、ここまでU21女子チリ代表、U21女子タイ代表、U21女子チュニジア代表、U21女子ブルガリア代表と対戦し、無敗の4連勝を収めている。対するブラジルもここまで負けなし。日本にとっての予選ラウンド最終戦で全勝対決が繰り広げられることとなった。

 注目の第1セットはブラジルにリードを許す入りとなるも、相手を崩すサーブや粘り強い繋ぎを見せる日本がすかさず5-4と前に出る。その後は、一進一退の攻防が続く。互いにブレイクを取り合い、膠着状態のまま終盤に入る。先にセットポイントを握られた中、デュースに持ち込み粘った日本だが24-26で第1セットを落とす。

 続く第2セットは拮抗した立ち上がりとなる。中盤にロングラリーを制し、勢い付いた日本。アウトサイドヒッター上村杏菜の強烈なサーブから主導権を握り、15-9まで点差を広げる。以降もブレイクを重ね、相手を突き放した日本は25-17の大差で第2セットを取る。

 第3セットは序盤、サービスエースで流れを引き寄せた日本が先行する。ミスの目立つ相手に対し、攻守で安定感を見せる日本は12-7までリードを広げる。中盤もボールを落とさない日本。19-12まで点差が開く。しかし、ブラジルは高さとパワーで日本を猛追。終盤にかけて、その差を徐々に縮める。粘られた日本だが、25-22で第3セットを取り切る。

 勝負の第4セットはブラジルの高いブロックが日本に立ちはだかり、1-5と先行される入りに。しかし、ミドルブロッカー伊藤一葉のサーブから連続得点を決めた日本は、すぐさま同点に追いつく。日本リードで入った中盤は、互いに連続得点を取り合う展開に。流れが両チームを行き交う中、最後まで逆転は許さなかった日本。第4セットを取り、セットカウント3-1で勝利を収めた。

 攻めたサーブや堅い守備を披露した日本はブラジルとの全勝対決を制し、予選ラウンドをプールDの1位で通過した。Round Of 16に進んだ日本は次戦、8月13日(水)21:00よりプールBで4位となったU21女子クロアチア代表と対戦する。

■試合結果
日本 3-1 ブラジル
第1セット 24-26
第2セット 25-17
第3セット 25-22
第4セット 25-22

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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