大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のクインシーズ刈谷は12日、オポジットのダニエル・カッティーノ(29)、アウトサイドヒッターのソフィア・クズネツォワ(25)、ミドルブロッカーのマリー・シェルツェル(28)、セッターのヌットサラ・トムコム(40)の加入を発表した。
アメリカ出身のカッティーノは、イタリアやブラジルなどの各国のリーグを渡り歩き、2022-23シーズンにはトヨタ車体クインシーズ(現・クインシーズ刈谷)に所属していた。昨シーズンはアメリカのLOVBのアトランタに所属しており、2シーズンぶりの刈谷への復帰となった。
ロシア出身のクズネツォワは、ロシア、イタリア、ブラジルと各国のリーグを経験しており、初めての日本リーグ挑戦となる。
シェルツェルはドイツ出身で母国のドイツリーグからキャリアを始め、イタリアやポーランドでもプレー。昨シーズンはセリエAのローマでプレーしていた。
トムコムはタイ出身で、タイ代表の司令塔として長年にわたり活躍してきた。クラブでもヨーロッパやアメリカなど各国リーグを渡り歩き、タイのダイヤモンドフードに所属していた2023年には、アジアクラブ選手権でベストセッター賞を受賞している。また今シーズン、トムコムは選手だけでなくコーチも兼任することとなっている。
加入が発表された4名はクラブを通じてコメントしている。
■ダニエル・カッティーノ
「こんにちは、ダニエルカッティーノです!再びクインシーズ刈谷でプレーできることが嬉しくとても光栄に思います。2022-23シーズンではクインシーズ刈谷のメンバーとして素晴らしい経験をし、たくさんの思い出があります。大同生命SV.LEAGUEは試合数が多くタフだと思いますが、クインシーズ刈谷のためにベストを尽くしたいと思います。クインシーズ刈谷と私の応援のために会場にきてください!皆さんにお会いできることを楽しみにしています!」
■ソフィア・クズネツォワ
「皆さん、こんにちは。ソフィア・クズネツォワです。日本でバレーボールができる素晴らしい機会をいただき、本当に嬉しく思っています。ここ数年、日本のリーグのレベルの高さと、その独特なスタイルに刺激を受けてきたので、私のキャリアにおける新たな一歩となります」
「チームの成功に貢献できるよう、常にモチベーションを高め全力を尽くし、献身的に取り組み、素晴らしい結果を残せるよう頑張ります。また、日本の文化や伝統がどれほど興味深く美しいかなどもお伝えしていきたいと思います。クインシーズ刈谷への加入は感慨深く、誇りに思うと同時に、これからの展開にワクワクしています。またすぐにお会いしましょう。」
■マリー・シェルツェル
「こんにちは!マリー・シェルツェルです!今回の新たな挑戦にとてもワクワクしています。日本のリーグはここ数年、素晴らしい成果をあげてきたと思います。今シーズン、クインシーズ刈谷で全力を尽くし、チームに貢献できるように頑張ります!」
「私は過去2回、日本に訪れたことがあり、日本の文化に大変刺激を受けたので、もっと学びたいと思っています。また、2016年には当時所属していたドイツのクラブチームと共に来日し、クインシーズ刈谷と練習試合をしました。そこで素晴らしい経験をすることができたので、更に多くの経験を積みたいと思っています。応援よろしくお願いします!」
■ヌットサラ・トムコム
「こんにちは。タイ出身のヌットサラ・トムコムです。今シーズン、クインシーズ刈谷でプレーできることをとても嬉しく思います。また、日本でプレーするのは初めてなので楽しみにしています。さらに選手でありセッターコーチという初めての経験がはじまるので、チームに早く慣れ、勝利を目指して頑張ります。ファンの皆さん、チームメイト、そしてスタッフの皆さんに会えることを楽しみにしています。ありがとう!」