23日に行われた2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで、バレーボール女子日本代表はFIVB世界ランキング44位の女子カメルーン代表にストレート勝利。アウトサイドヒッターの北窓絢音がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
遂に開幕した世界バレー。予選ラウンドでプールHに振り分けられた日本は、初戦でカメルーンと対戦した。序盤から動きに硬さの見られた日本だが、若手選手を中心に得点を重ね、ストレート勝利を飾った。
今年度、初めてスタメン出場を果たした北窓は緊張からか、なかなか本来のプレーを発揮し切れず。しかし、その中でもチーム3位の10得点を獲得した。
試合を振り返り、「初めてスタートで出させてもらって、すごく緊張しちゃって視野も狭くなっちゃったなという自分の反省はあるんですけど、しっかり勝ち切れて良かったなと思います」と自身初のスタメン起用に緊張していたことを明かした。
その中で通用した点を聞かれた際には「攻撃では高いところで強く打つことや、ブロックアウトを点に繋げられたので、そこは少しでも自信にしていいのかなと思いました」と攻撃面での手ごたえを語った。
相手のブロックに対しては「高かったので、入りすぎないようにというのを意識しました。しっかり見えた分、指先とかも狙えたなと思いました」と答えた。
控え選手からの声掛けについては「いっぱい色んなこと言ってくれたので、『あ、そうだ』となり、助けられたなと思います」と回答。その中でも特に嬉しかった声掛けは「(中川)つかさ選手が『思いっきり攻めてけ』とずっと言ってくれたので、それがすごく心強かったです」とのこと。
チームとして試合を振り返った際は「中でも『どんどんこうしていこう』という声だったり、コミュニケーションが絶えなくて、クオリティが上がっていったところが良かったと思いました」と積極的なコミュニケーションが勝利に繋がったと答えた。
次戦、8月25日(月)19:00よりFIVB世界ランキング17位の女子ウクライナ代表と対戦する日本。北窓は「しっかり体育館だったり、高さにも慣れたと思うので次の試合ではしっかり質良く、日本らしいバレーが出来るように頑張りたいと思います」と意気込んだ。