26日(火)に2025男子U21世界選手権大会の予選ラウンド最終戦が行われ、バレーボールU21男子日本代表はU21男子チェコ代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。日本はブラジル、ブルガリア、チェコ、コロンビア、キューバと同じプールCに入っている。ここまで負けなしで4連勝中の日本は、同じく無敗のチェコとプール首位通過をかけて予選プール最終戦を戦った。
第1セット、序盤は両チーム探り合い拮抗した展開が続く。中盤サイドからの攻撃を中心に3点リードを奪う。しかしラストタッチを利用されるなどして17-17の同点となる。そこから再び両チーム譲らない展開となったが、日本が先にセットポイントを握り、最後はアウトサイドヒッター(OH)川野琢磨が強烈なスパイクを叩き込み、第1セットを先取した。
続く第2セットは高いブロックに苦しみチェコに主導権を握られる。オポジットの山本快を中心に得点を重ねるも、ブレイクが取れず10-16と点差が開く。その後もチェコの高さあるスパイクに苦しむ。日本は終盤にミドルブロッカー(MB)の山下彪がネット際で活躍を見せるも19-25で第2セットを落とした。
第3セット序盤はサーブでうまく相手を崩し、わずかながら日本がリードする。多彩な攻撃を見せる日本と、サイドから強烈なスパイクで得点するチェコ。終盤まで拮抗した展開となりデュースへともつれ込んだが、25-25で起きた白熱のラリーを制したチェコが勢いそのまま、第3セットも奪った。
勝負の第4セットはわずかにチェコがリードする展開となる。OHの川野が相手のタッチアウトの成功をみせるなどするもブレイクが奪えず拮抗した展開に。両チームが20点台に乗せて1点を奪い合うが、サーブで崩された日本が思うような攻撃につなげられず、最後はチェコにサービスエースを奪われ22-25で試合が終了し、セットカウント1-3で日本は負けを喫した。
予選リーグ5試合を終えたU21男子日本代表は4勝1敗の2位で通過。8月27日(水)から始まる決勝トーナメント進出を決め、ラウンド16に臨む。
■試合結果
日本 1-3 チェコ
第1セット 25-23
第2セット 19-25
第3セット 25-27
第4セット 22-25