27日に行われた2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで、バレーボール女子日本代表は女子セルビア代表に勝利。セッターの関菜々巳がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
関はスタメンで出場し、セットアップだけでなく持ち味のサーブでも高いブレイク率をたたき出し、日本の勝利に貢献。その試合を振り返り、「相手はエースであるオポジットのティヤナ・ボシュコビッチが(ケガによる離脱で)居なかったんですけど、その中でもこの試合をきっちり勝ち切れたのは良かったかなと思います」と勝利した嬉しさをにじませた。
この試合の入りで意識したことを聞かれると、「久しぶりにネーションズリーグ2025(VNL)でいつも戦っていたスタメンで入って、もう1回どういう組み立てでやっていたのか、自分たちのリズムがどういうものだったのかという所を思い出しながらやって行けたら良いかなと思いながらやっていました」と自身の組み立てについて振り返った。
セット毎に様々な組み立てで挑んだ関。その点については、「意図してというよりかは、相手がこうだからこうしなきゃいけない、自分的には1セット目はあまり良い組み立てではなくて、もっと真ん中のゾーン使いたいけど、どうすれば良いんだろうっていう所を、試合を通して考えながら組み立てる試合でした」と明かした。
そして自身のコンディションについては「もっともっと上げられると思います」と一言。続けて、「まだまだ納得いくものではなくて、今日の試合もトスがぶれることが多くて、もっともっとできる!というのが正直なところです」と力強く話した。
次戦の決勝トーナメント初戦について、「開催国のホームで、映像を見てるだけでも大歓声の中で間違いなくアウェーなのは分かってるんですけど、その中で日本がやることは変わらないので、日本チームのやるべきバレー、日本チームらしくやっていければ良いかなと思います」と意気込んだ。
その女子タイ代表との決勝トーナメントラウンド16は、29日(金)22:30より試合が開始する。