29日(金)に2025男子U21世界選手権大会の9~16位決定戦が行われ、U21男子日本代表はU21男子アルゼンチン代表と対戦した。
予選ラウンドをプールCの2位で通過したものの、ラウンド16で開催国のU21男子中国代表に敗れ、9~16位決定戦へと回った日本。その初戦でアルゼンチンを迎え撃った。
日本はセッターに竹松魁柊、アウトサイドヒッターに川野琢磨と小野駿太、オポジットに山本快、ミドルブロッカーに神﨑優と山下彪、リベロに谷本悦司と、中国戦と同じメンバーをスタメンに起用した。
1セット目から接戦となった試合はいきなりデュースへともつれ込む。セットを先取したかったところだが、日本はこのセットを27-29と落としてしまう。
セッターを中村悠暉に変えた第2セットは一転して日本の一方的な展開に。25-16でセットを奪い返す。
続く第3セットは、第2セット途中からコートに入ったアウトサイドヒッターの白野大稀の得点が増えるが、22-25と再びアルゼンチンにセットを奪われる。
後がなくなった第4セット、両者のチャレンジの応酬となる場面もあったが、日本は25-19でセットを取り切り、逆にアルゼンチンを追いつめる。
最終第5セット、3~4セットと同じメンバーでスタートした日本はアルゼンチンと互角の戦いを繰り広げる。12-13とリードを奪われたものの、エース川野のアタックでラリーを取り切ると、一気に3連続ポイントで勝負を決めた。
日本は白野が両チーム最多の26得点をマーク。さらに川野も25得点をマークした。
苦しみながらもフルセットの熱戦を制した日本は9~12位決定戦へと進むことに。30日(土)18時より、予選ラウンドでフルセット勝利を収めているU21男子ブルガリア代表と対戦する。
■試合結果
日本 3-2 アルゼンチン
第1セット 27-29
第2セット 25-16
第3セット 22-25
第4セット 25-19
第5セット 15-13