9月9日(月)、大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)は、愛知県の名古屋みなと蔦屋書店で開幕記念トークイベントを開催した。

 フリーアナウンサーの青木源太さんが司会を務め、ゲストとして登壇したのは、ウルフドッグス名古屋の深津英臣、クインシーズ刈谷の鴫原ひなた、ジェイテクトSTINGS愛知の髙橋健太郎と、SVリーグに所属する愛知3クラブの選手が集まった。

 深津と髙橋は日本代表で親交のあるコンビ。「健太郎とは2014年から代表で一緒にやっているので、最初の頃は本当にわんぱくでちょっと手の掛かる子だった」と振り返る深津に対し、髙橋は「本当に僕だけ見てもらえればいいかなっていう感じで、いつ面白いこと言ってやろうかなってずっとうかがってました」と当時を苦笑いで振り返った。

 一方、この日が初対面だったという鴫原について、深津は「大人しいな、という印象。でも、この大人しい彼女がコートでどんなプレーをするのか、今シーズン見るのが楽しみです」と、コート上での変貌に期待を寄せる。髙橋も「最初はシャイなのかなと思ったんですけど、移動の車内でも自分からいろんな話を振ってくれて、本当にコミュニケーション能力が高い方だなと思いました」とそのギャップに驚いた様子だった。

 まずは開幕に向けて所属チームのことを語る3選手。セッターとしてWD名古屋の司令塔を務める深津は、「昨シーズンからメンバーがガラッと変わりました。いろんな選手が攻撃に参加して、相手からしたら『誰がどこから打ってくるか分からない』というようなバレー展開になるんじゃないかな」と予想する。

 そのWD名古屋とはライバルにもなるSTINGS愛知も大きくメンバーが入れ替わった。STINGS愛知での2シーズン目に臨む髙橋は、「僕たちのチームも今年まるっきり変わりました。皆さんご存知の通り、スター選手たちがいろんなところに散らばっていきました」と会場を笑わせつつ、「伸びしろのある、何色にでも染まれる若いチームです」と力強く語る。特に期待を寄せるのがフランス代表経験もあるステファン・ボワイエの存在だ。「彼はもう世界トップクラスの選手。彼とプレーできるんだと思うと、心が躍ります」と目を輝かせ、「めちゃくちゃフランクな選手なので、会場では『ボワイエ』じゃなくて、ぜひ『ステフ』と呼んであげてください」と、ファンへのアドバイスも送った。個人としての目標については、「今シーズンは日本代表への参加を辞退してチームに専念しています。もう一度『ナンバーワンのミドル』になるべく、ブロック賞を獲りたい」と力強く宣言した。

 そして、刈谷でキャプテンを務める鴫原は若いチームをまとめる。「今年はメンバーの半分以上が大卒・高卒の1、2年目という、本当に若いチーム。新しい監督のもと、新しい風も入ってきて、日々刺激を受けながら成長中です。リーグ戦の中でも成長していく姿を皆さんにお見せしたい」。また、普段のほんわかした雰囲気とは裏腹に、キャプテンとして試合中は厳しい一面も見せるという。「試合の時と普段の時のギャップがあるね、とはよく言われます」と照れ笑いを浮かべると、髙橋から「そのギャップ、もっと売りにした方がいいよ!絶対会場に行きたくなる!」と驚かれていた。

 その後、他チームの推し選手やオフの過ごし方、バレーボールあるあるなどについて、テンポよくトークを展開していく3人。バレーボール選手と言えば高身長だが、特に髙橋は202cmの長身。深津から「ホテルのベッドから足、出ちゃうでしょ?」と振られると、髙橋選手は「ベッドが小さすぎて、アキレス腱が当たって痛い。だから、フロアにそのまま寝ることもあります」と衝撃の事実を明かし、会場を驚かせた。さらには「ホテルのトイレに座ると、膝が壁に付いちゃうそうになる」という悩みまで飛び出し、高身長ならではの苦労が明かされた。

 女子が10月10日(金)、男子が10月24日(金)に開幕する2025-26シーズンの大同生命SVリーグ。3人は各チームのホームゲームの見どころも紹介してくれた。

 髙橋はSTINGS愛知のホームである岡崎中央総合公園総合体育館を「地元の屋台がたくさん出て、美味しいご飯が食べられますし、お子さんが遊べるキッズスペースもある。1日中楽しめるようになっているので、ぜひ家族みんなで来てください」とアピールする。

 刈谷のホームゲームでは、入場演出に注目だ。「試合前にワクワクするようなカッコいい映像が流れると思うので、ぜひ見てほしいです」と鴫原。ただ撮影時には「腕を回して」という監督の要求にうまく応えられず、最終的にそのポーズのシーンがなくなったという裏話も明かしてくれた。

 深津は、「ホームで開幕戦を迎えられるのは嬉しい。相手(広島サンダーズ)も強化しているチームですが、自分たちのバレーボールを展開して勝ちたい」と、ホームのファンへ勝利を誓った。

 最後に会場に集まったファンへメッセージを送ってトークショーは終了。3人は「皆さんと交流できて楽しかったです。男子も女子も、SVリーグを楽しみに待っていてください」(深津)。「女子バレーも男子バレーも、それぞれが盛り上げていけるように頑張ります。ぜひ会場にお越しいただけたら嬉しいです」(鴫原)「皆さんの応援が力になります。今年も一緒にリーグを盛り上げていきましょう!」(髙橋)とサポートを呼び掛け、トークショーを締めくくった。

イベント中に行われたじゃんけん大会の勝者には3選手のサイン入りポスターがプレゼント

■ゲスト選手所属チームのホームゲーム開幕戦情報

▼ウルフドッグス名古屋
10月25日(土)14時35分@豊田合成記念体育館 エントリオ
10月26日(日)13時35分@豊田合成記念体育館 エントリオ

▼クインシーズ刈谷
10月12日(日)14時5分@刈谷市体育館
10月13日(月)13時5分@刈谷市体育館

▼ジェイテクトSTINGS愛知
11月2日(日)14時5分@岡崎中央総合公園 武道館
11月3日(月)14時5分@岡崎中央総合公園 武道館

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この記事を書いたのは

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