13日(土)に行われた2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表はFIVB世界ランキング16位の男子トルコ代表にストレート負け。アウトサイドヒッターの石川祐希がU-NEXTのインタビューで試合を振り返った。
遂に開幕した世界バレー。予選ラウンドでプールGに振り分けられた日本は、初戦でFIVB世界ランキング16位のトルコと対戦した。トルコの強力なオフェンスを前に苦戦を強いられた日本は、本来のプレーを発揮できず。まさかのストレート負けを喫した。
この試合、先発フル出場を果たしたキャプテンの石川。試合を通してチーム2位の10得点を獲得したものの、レセプションで苦しむ姿も見られた。
石川は「1セット目の前半の入りは非常に良かったと思いますけど、後半にトルコの9番の選手(エフェ・マンドゥラジュ)のところで連続失点があって、逆転されてから少し流れを向こうに掴まれてしまった。そこから流れを取り返さないといけない場面でしたけど、こちらのミスとかサイドアウトが切れずに1セット取られてしまって。そこからはずっと同じような展開を続けてしまったので、そこは反省点です」を試合を振り返った。
今後出していきたい日本の強みについては「まずはディフェンスのところ。レセプションだったりディグだったり、そういったところをもう1度、丁寧にやっていきたいと思います。あとはリバウンド取ったりとか、ラリーを長くするようなスマートなプレーをしていかなければいけないと思います」と答えた。
次戦、15日(月)15:00よりFIVB世界ランキング11位の男子カナダ代表と対戦する日本。カナダ戦に向けて「負けてしまった事実は変わらないのでそれをしっかり受け入れて、分かった上でまずは気持ちの切り替え。そしてもう1度、僕たちがやらなければいけないサイドアウトだったりとか、今日は相手にたくさんエースも取られてしまったので、そういったところは修正するべきだと思います」と修正点を口にした。
さらに「本当に負けられない試合ですし、今のままでは次の試合も苦戦すると思います。この大会の中で成長して、1つ1つ勝っていくしかないと思います」と意気込んだ。