15日(月)に行われた2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表はFIVB世界ランキング9位の男子カナダ代表にストレート負け。アウトサイドヒッターの石川祐希がU-NEXTのインタビューに答えた。
予選ラウンドでプールGに振り分けられた日本は、初戦でトルコに敗戦。決勝ラウンド進出に向けて負けられない2戦目となったが、結果は初戦に続きストレートで黒星を喫し、予選ラウンド敗退が決まった。
キャプテンの石川はスタメンで出場するも、なかなか調子を上げられず。2セット目の終盤から石川はコートを後にし、ベンチから試合の行く末を見守った。
自身の得点は試合を通して、5点に留まった石川。この試合について、「トルコ戦の敗戦から切り替えて臨んだつもりだったんですけれども、この結果を見ると切り替えられていなかったのかなと思います」と、初戦の敗戦から切り替えられなかった故の結果だと話した。
まさかの予選ラウンド2連敗で、決勝トーナメント進出が叶わなかったことについて、「勝ち点をトルコも6点、カナダも6点を取ったということで、僕たちは上に行けず予選ラウンド敗退ということになりますけど、1試合残っているので、そこに対してどう向き合っていくかというところと、次の一戦は来年のアジア選手権や、もっと大事な試合に繋がる一戦になるように戦いたいと思います」と、次戦の予選ラウンド最終戦は次の代表シーズンに繋がる一戦にしたいと、意気込んだ。
今回の世界バレーでは予選ラウンド敗退という悔しい結果となったが、2028年のロスオリンピックに向けて日本も走り始めたばかり。今後の日本の男子バレーについて問われると、「この結果を見て、僕たちは力がないチームだということを改めて感じたので、もう一度一人一人が成長しないといけないですし、本当に何もできずに終わった世界選手権で、この代表の1シーズンだったと思うので、反省と共にまた次に向けて、進みたいと思います」と今大会での敗戦を糧にして、次のシーズンに向けて進んでいくと話した。
世界バレーは予選ラウンド敗退となった日本だが、まだ試合は残っている。今季の代表戦、最後の試合となる予選ラウンド3戦目のリビア代表戦は、17日(水)22:30から行われる。