15日(月)に行われた2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表はFIVB世界ランキング9位の男子カナダ代表にストレート負け。アウトサイドヒッターの髙橋藍がU-NEXTのインタビューに答えた。
初戦のトルコ戦は攻撃面で苦戦した髙橋だったが、この試合ではチーム最多の11得点をマーク。先発フル出場を果たし、劣勢の場面でもチームを勢いづかせるプレーを見せた。しかし結果はストレートで敗戦。今大会、日本の予選ラウンド敗退が決まった。
この試合について髙橋は、「初戦のトルコ戦から気持ちを切り替えての試合ではあったんですけど。もう結果が全てですし、チームとしても自分自身としても自分たちの力がここまでだったと認めるしかないので、本当に悔しい結果というか、まだまだやれた部分はあったんじゃないかなと思う悔いが残る試合でした」と、2連敗という結果を重く受け止めていた。
それでも、苦しい場面でサービスエースを決めるなど、自身のプレーでチームを引っ張った髙橋。「負けたら終わりで、ここを勝つしかなかったという部分で自分自身はギアを1つ上げて、勝つことだけを意識していました。自分自身の良さを出していこうという思いで常にやってましたし、自分自身も最後1点を取り切れなかったということは力不足だと思うので強くなって、ここで負けた2試合は間違いなく忘れられないので、この経験を強くなることに変えていきたいと思います。まだあと1戦あるので、そこをしっかり戦い抜いて、自分自身の日本代表としての成長を求めて、そして勝ちを求めてやっていきたいと思います」と、今後への課題を述べると共に残りの1戦に向けて強く意気込んだ。
今回の世界バレーでは、予選ラウンド敗退という悔しい結果となった男子日本代表。今後の代表でのプレーについて髙橋は、「もっともっと、勝つために何が必要なのかというところを求めてやっていきたいですし、エースという立場で自分自身の強みを生かしながら得点を取っていける選手になりたいと思っています。今日も最後の1点、大事な場面の1点を取れている場面もあれば逃しているところも多かったので、そこをしっかりと常に求めて、最終的にはロスオリンピックでメダルを取るための1点を求めてやっていきたいと思います」と、これからの日本代表における自身の目標についても語った。
予選ラウンド敗退が決まった日本だが、世界バレーの試合はまだ残っている。今季の代表戦、最後の試合となる予選ラウンド3戦目のリビア代表戦は、9月17日(水)22:30から行われる。