2025バレーボール男子世界選手権(世界バレー)が28日(日)に閉幕し、個人賞が発表された。
男子日本代表は予選ラウンドで1勝2敗、決勝ラウンドには進めず最終順位23位という悔しい結果に終わった今大会。日本だけでなく、2024年パリオリンピックに出場していたFIVB世界ランキング上位国のドイツ代表やブラジル代表、フランス代表までもが予選で姿を消すという波乱の大会となった。
しかしその中で、予選ラウンドはベルギー代表に敗れ2位通過となるも、そこから安定した強さで決勝ラウンドを戦い抜き、決勝では勢いのあるブルガリア代表を下して優勝を飾ったのがイタリア代表。前回大会の優勝国が2連覇を果たし、タイトル防衛に成功した。
個人賞では、優勝国イタリアからMVPとベストアウトサイドヒッター(OH)にアレッサンドロ・ミキエレット、ベストセッターにシモーネ・ジャネッリ、ベストオポジットにユーリ・ロマノ、ベストリベロにファビオ・バラーゾが選出された。
さらに今大会で予選ラウンドから負けなしで決勝まで勝ち進み、試合する度に大きく躍進する姿を見せた準優勝のブルガリアからは、OHのアレクサンダル・ニコロフとミドルブロッカー(MB)のアレクス・グロズダノフが選出された。
そして準決勝でイタリアにストレートで敗れるも、3位決定戦ではチェコ代表に勝利し銅メダルを獲得したポーランド代表からも1名、MBのヤクブ・コハノフスキが選ばれた。
■2025バレーボール男子世界選手権個人賞
【MVP】アレッサンドロ・ミキエレット(イタリア)
【ベストアウトサイドヒッター】
アレッサンドロ・ミキエレット(イタリア)
アレクサンダル・ニコロフ(ブルガリア)
【ベストリベロ】
ファビオ・バラーゾ(イタリア)
【ベストセッター】
シモーネ・ジャネッリ(イタリア)
【ベストオポジット】
ユーリ・ロマノ(イタリア)
【ベストミドルブロッカー】
アレクス・グロズダノフ(ブルガリア)
ヤクブ・コハノフスキ(ポーランド)