2日(木)に行われた2025-26 大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)オープニングカンファレンスで、今季からの主なレギュレーションの変更点が発表された。
競技ルールに関する変更では、2025年のネーションズリーグや世界選手権の国際大会でも試験的に導入されていた、ポジショナルフォルトとダブルコンタクトについて、SVリーグでも試験導入する。
ポジショナルフォルトは、レシーブ側は相手サーバーのサーブトス後から動き出して良い、というルールで運用するもの。そしてダブルコンタクトについては、明らかに2度連続で触っている、またはそのボールが相手コートに返るものに関しては反則を取られるが、ボールが自コートの留まる場合は許可されるという、従来の規定よりも緩和されたルールに変更となる。
また、試合実施要項の改正に伴う変更点として3つが挙げられた。チャレンジ要求回数がこれまで1試合につき3回までだったものを、1セットにつき2回までとし、どちらかのチームが12点に到達した際に与えられていた60秒間のテクニカルタイムアウトは今季より廃止、第2セットと第3セット間のインターバル時間についてはこれまで最大15分までの延長可として運営されていたものが、一律『15分間』に定められた。
その他の変更点としては、これまでJURY1名が行っていた競技にかかわる場内アナウンスを、JURY及びファーストレフェリー、チャレンジレフェリーが担うとし、情報の伝達エラーを防ぐため、ジャッジを行った本人が説明するものとする、に改新された。