セリエA男子に所属するミラノとチステルナの2クラブは5日(日)、スポーツと慈善活動を融合したイベントのチャリティーマッチに参加した。
昨シーズンに引き続き、ミラノには大塚達宣が、チステルナには垂水優芽が所属しており、2人は洛南高校出身で共にプレーした同級生でもある。
2クラブは4日(土)にも4セットマッチの親善試合を行い、互いに2セットずつセットを取る互角の試合を繰り広げていたが、約600人の観客が集まった5日(日)のチャリティーマッチでも試合はフルセットにもつれ、約2時間にわたる激闘となった。
1、2セット目はミラノが連取するも、3、4セット目はチステルナが取り返す展開で5セット目に突入。最終セットはミラノが優位に立つとそのままセットを取り、今試合はミラノが勝利を飾った。
大塚はスタメン出場し、チーム最多の18得点をマーク。垂水も巻き返しを見せた3セット目から代わって入り活躍し、9得点をあげた。両チームともに多くの選手を起用し、ブロックポイントは互いに9得点、サーブポイントではチステルナが8得点、ミラノが6得点とチステルナが上回ったがミスの多さも目立った。なお、レシーブ成功率やスパイク決定率ではほぼ互角の数値となった。
2025-26シーズンのセリエA男子は10月19日(日)に開幕を迎える。その開幕戦では、ミラノはモデナと、チステルナはトレンティーノと、共にホームで対戦する。イタリアでの2シーズン目を迎える大塚と垂水の活躍にも注目していきたい。