14日、バレーボール男子世界選手権2025の組み合わせ抽選会が行われた。

 バレーボール世界選手権はバレーボール3大大会にも数えられ、4年に1度オリンピックの中間年に行われる。参加国が前回大会の24カ国から32カ国に増えた2025年大会の対戦形式は、32カ国を8グループに分けて総当たりのグループ戦を実施し、各グループの上位2チーム、計16チームが決勝トーナメントに進出し、ノックアウト方式で試合を行う。

 抽選は32カ国を昨年の各大陸別選手権の結果やパリ2024オリンピック(パリ五輪)終了時点のFIVB世界ランキング(世界ランク)をもとに「SEEDED」「3rd DRAW」「2nd DRAW」「1st DRAW」の4グループに分け、くじ引きにより、各グループから8つのプールに振り分けた。またSEEDEDは抽選ではなく、開催国のフィリピンをプールAに据え、残り7枠を世界ランク上位7チームをランク順で振り分ける方式となった。

 なお、抽選会のドロワーは、どちらも今季ウルフドッグス名古屋に入団したオランダ代表の大エース、ニミル・アブデルアジズやスロベニア代表のキャプテン、ティネ・ウルナウトらが務めた。

 日本は世界ランク6位のためSEEDEDに振り分けられ、自動的にプールGに入ると、抽選によって同じプールにはアフリカ第3代表のリビア代表、近年成長を見せるトルコ代表、パリ五輪にも出場し、今年のネーションズリーグ予選ラウンドでは日本をフルセットで下した強豪カナダが振り分けられた。

 2025年9月12日~28日に日本男子バレーの人気が高いフィリピンで開催されるこの大会は1年後と先の話だが、この抽選会によって期待が膨らみ、世界中のバレーファンが今か今かと開催を待ち望んでいることだろう。

【バレーボール男子世界選手権2025予選組み合わせ(現在の世界ランク)】

■プールA
フィリピン(64)
イラン(15)
エジプト(20)
チュニジア(24)

■プールB
ポーランド(1)
オランダ(13)
カタール(21)
ルーマニア(26)

■プールC
フランス(2)
アルゼンチン(9)
フィンランド(23)
韓国(28)

■プールD
アメリカ(3)
キューバ(12)
ポルトガル(22)
コロンビア(45)

■プールE
スロベニア(4)
ドイツ(8)
ブルガリア(19)
チリ(27)

■プールF
イタリア(5)
ウクライナ(14)
ベルギー(16)
アルジェリア(50)

■プールG
日本(6)
カナダ(11)
トルコ(17)
リビア(44)

■プールH
ブラジル(7)
セルビア(10)
チェコ(18)
中国(25)

※上から「SEEDED」「1st DRAW」「2nd DRAW」「3rd DRAW」の順

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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