大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第1節GAME2が25日(土)に行われ、GLION ARENA KOBEにて大阪ブルテオンとサントリーサンバーズ大阪が対戦した。
24日に行われたGAME1では大阪Bがセットカウント3-1で勝利。SVリーグ男子の開幕戦はホームの大阪Bに軍配が上がった。
大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)にミゲル・ロペスと甲斐優斗、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)にアントワーヌ・ブリザール、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用。GAME1と同様の布陣で挑んだ。
対するサントリーはOHに髙橋藍とイゴール・クリュカ、MBに小野寺太志と鬼木錬、Sに関田誠大、OPにドミトリー・ムセルスキー、Lに小川智大をスタメンに起用。GAME1からOHをデ・アルマス・アラインからクリュカに、MBを柏田樹から鬼木に変更した。
注目の第1セットは序盤、攻守で安定感を見せるサントリーが6-2と先行する。その後もサントリーは、大阪Bの攻撃にトータルディフェンスで対応し、硬軟を織り交ぜたプレーで得点する。中盤も流れは変わらず。サーブから主導権を握るサントリーは18-11まで点差を広げる。レセプションの安定しない大阪Bは甲斐に代えてOH富田将馬を投入するも、反撃のきっかけを掴めず。勢いの止まらないサントリーは以降も得点を重ね、25-15の大差でセットを先取した。
続く第2セットも大阪Bのレセプションは安定せず。サントリーがリードを奪う入りとなる。早めに相手の流れを切りたい大阪Bは、ロペスに代わって富田を投入。しかし、大阪Bにサーブミスが続き、8-3と点差が開く。中盤も関田の的を絞らせないトスワークから高いアタック決定率を維持するサントリーが、17-10までリードを広げる。終始、サーブ効果率の上がらない大阪Bは点差を詰めることが出来ず。このセットも25-15でサントリーが制した。
第3セット、2セットダウンで後がない大阪BはスタートのOHに富田とロペスを起用した。序盤は、その大阪Bが4-0と一気に前に出る。一時、サントリーがクリュカのサービスエースや、ブロックポイントで1点差に詰め寄るも、大阪Bが11-6まで再びリードを広げる。中盤も流れを離さない大阪Bは徐々に点差を広げ、その差は9点に。その後、サントリーは選手交代を駆使し、4点差まで詰め寄るも大阪Bが第3セットを取り切った。
第4セットの序盤は大阪Bが一歩前に出る。西田にサービスエースも飛び出し、大阪Bの勢いが加速していく。中盤もリードを維持する大阪Bだが、食い下がるサントリーはトランジションから得点。17-17で同点とする。その後は一進一退の攻防が終盤まで続く。リリーフサーバーで入ったOP甲斐孝太郎のサービスエースで、サントリーが23-22と逆転。調子を上げてきた富田のオフェンスを中心に、大阪Bが先にセットポイントを握るも、最後はブロックポイントでサントリーが第4セットを取り切り、勝利を飾った。
選手交代を積極的に行い、勝負所で流れを引き寄せたサントリーがセットカウント3-1で勝利を収め、GAME1のリベンジに成功した。大阪Bの次戦は11月1日(土)にパナソニックアリーナにてヴォレアス北海道とのホーム戦、サントリーの次戦は11月1日(土)にAsue アリーナ大阪にて東京グレートベアーズとのホーム戦が予定されている。
■試合結果
大阪ブルテオン 1-3 サントリーサンバーズ大阪
第1セット 15-25
第2セット 15-25
第3セット 25-20
第4セット 25-27




