[写真]=Lega Pallavolo Femminile

 3日(月)にセリエA女子の第7節が行われ、女子日本代表キャプテンでアウトサイドヒッターの石川真佑が所属するノヴァーラはホームでスカンディッチと対戦した。

 ここまで5勝1敗で3位につけていたノヴァーラが、2位のスカンディッチと戦うことになったこの一戦。石川はスタメン出場となった。

 第1セット、序盤は点差のつかない試合展開となったが、中盤にかけてノヴァーラが前に出た。16-11と一時5点のリードを奪ったノヴァーラは、その後も自分たちのリズムで試合を進め、最後はアンバー・アイジディがフェイントで得点し25点目を奪うと、25-22で第1セットを先取した。

 第2セットは中盤まで互いに点を取りあう展開となったが、ノヴァーラはセット中盤でアンバー、サラ・ボニファーチョの得点でリードを奪うと、その勢いのまま最後まで試合を進め、最後は相手のスパイクミスで得点し25-19でこのセットも連取した。

 勝利まであと1セットとした第3セットは、中盤までノヴァーラのリズムで進んだ。あとがないスカンディッチは終盤にかけてサラ・フランクリンやエイブリー・スキナーの得点で追い上げを見せると、このセットはデュースまでもつれ込む展開に。最後はノヴァーラのブリット・ヘルボッツの攻撃が阻まれ27-29でこのセットを落とした。

 続く第4セット、序盤は食らいついていたノヴァーラだが中盤以降はスカンディッチに連続得点を許し、スカンディッチは20-12と大幅にリードして先に20点台へと乗せた。その後も序盤に許したリードを縮めることができず、25-13でスカンディッチがこのセットを奪い、勝負の行方は第5セットへと持ち込まれた。

 最終第5セットは序盤、第4セットの流れのままスカンディッチがリードする展開に。5-10と大きくリードを許したノヴァーラはどうにか追い上げようとするも力及ばず、最後はサラ・フランクリンのスパイクが決まり15-11でスカンディッチがこのセットを奪い、セットカウント3-2で勝利した。

 スタートからコートに立った石川はこの試合で19得点をあげるも、フルセットとなった戦いを制することができす惜しくも敗戦。この結果によりチームは現在4位につけている。

 次戦の第8節では、11月9日(日)1:00より11位のペルージャとの対戦を予定している。

⬛︎試合結果
ノヴァーラ 2-3 スカンディッチ
第1セット 25-22
第2セット 25-19
第3セット 27-29
第4セット 13-25
第5セット 11-15