セリエA男子の第4節が、2日(土)と3日(日)に開催された。
今季のセリエA男子1部では、それぞれのチームで2シーズン目を迎えるペルージャ所属の石川祐希、ミラノ所属の大塚達宣、大阪ブルテオンからチステルナにレンタル移籍中の垂水優芽がプレーしている。
開幕3連勝中のペルージャはアウェーでモデナと対戦。石川はスタートからコートに立った。第1セットは終盤まで競った展開に。20点以降にブレイクに成功したペルージャはリードを保ち、セットを先取する。第2セットこそモデナに奪われたペルージャだが、その後はセットを連取し、セットカウント3-1で勝利を収めた。前節に続いてスタメンに起用された石川はサービスエース1本、ブロック1本を含む9得点をあげた。
一方、ここまで1勝2敗のミラノはモンツァとのホームゲームに挑んだ。第1セットは一進一退の攻防が続く中、終盤にかけてモンツァが抜け出す。その後も流れは変わらず、ミラノは第1セットを落とす。しかし、立て直したミラノは要所で得点を重ね、第2、第3セットを連取した。続く第4セットは白熱したシーソーゲームに。デュースにもつれ込んだ接戦を制し、セットを取り切ったミラノはセットカウント3-1で白星をあげた。4戦連続の先発出場を果たした大塚はサービスエース1本、ブロック1本を含むチーム2位タイの11得点を獲得した。
前節を終えた時点で1勝2敗のチステルナは、チヴィタノーヴァとアウェーで対戦した。垂水がベンチスタートとなった第1セット、チステルナがリードする入りとなる。しかし、すかさず同点に追いついたチヴィタノーヴァは中盤、大きく点差を広げていく。終盤には、リリーフサーバーとしてコートインした垂水だが、サーブミスに終わる。そのままセットを落とし、続く第2セットも落としたチステルナは2セットダウンで後がない状況に。逆転勝利を狙うチステルナは接戦の末に第3セットを取り返すも、第4セットを取ることができず。セットカウント1-3で敗戦した。垂水の出場機会は、一度のリリーフサーバー起用のみに留まった。
次戦は日程が前後する関係で、チステルナは9日(日)2:00よりモンツァとの第6節、ペルージャは10日(月)4:30よりピアチェンツァとの第6節、ミラノは16日(日)2:00よりパドヴァとの第5節を行う。
・石川祐希(ペルージャ) vsモデナ(〇3-1) 先発出場9得点 ・大塚達宣(ミラノ) vsモンツァ(〇3-1) 先発出場11得点 ・垂水優芽(チステルナ) vsチヴィタノーヴァ(●1-3) 途中出場



