大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第4節の試合が13日(木)から16日(日)にかけて行われた。
平日ナイターで行われた東京グレートベアーズvsウルフドッグス名古屋の試合は、新設された「TOYOTA ARENA TOKYO」で行われる初めてのバレーボール興行だ。今季、東京GBに入団したオポジットのバルトシュ・クレクにとっては、2020年から2024年まで所属した古巣WD名古屋との対決となった。GAME1の試合序盤で東京GBのアウトサイドヒッター(OH)のルチアーノ・ヴィセンティンが負傷して以降は欠場する苦しい形に。交代でOHに柳田将洋、戸嵜嵩大らがコートに立つも、WD名古屋は強烈なサーブで勢いを掴み両日ストレート勝利し2連勝を飾った。

今季勢いのあるVC長野トライデンツは東レアローズ静岡とホームで対戦。GAME1は接戦となったもののストレート勝利を飾ったVC長野。しかし続くGAME2ではOHの工藤有史をサーブターゲットにして、攻撃を絞らせるなどの修正を見せた東レ静岡が勝利して1勝1敗の痛み分けとした。

ジェイテクトSTINGS愛知と大阪ブルテオンの対戦は、大阪Bが2連勝を飾った。GAME1の第1セットでは14-25と大差をつけられたSTINGS愛知。その後のセットは接戦に持ち込むも取り切れず1-3で敗れ、GAME2ではフルセットにもちこみ奮闘をみせるSTINGS愛知だったがホームで2連敗という結果になった。

前節に続きホーム開催となった広島サンダーズは、ヴォレアス北海道と対戦し両日共にストレート勝利し2連勝を飾った。一方のヴォレアスは流れを掴む場面をみせるも取り切れず2連敗を喫した。

サントリーサンバーズ大阪はホームで、昨季までサントリーに所属したセッターの大宅真樹を擁する日本製鉄堺ブレイザーズを迎え撃った。GAME1でサントリーは攻守にわたる安定した強さをみせストレート勝利。続くGAME2でも圧倒するかと思われたが立て直しをみせる日鉄堺BZに1セット奪われるものの、逃げ切り2連勝を飾った。

次戦の第5節では、11月22日(土)から23日(日)にかけて、ヴォレアス vs サントリー、VC長野 vs STINGS愛知、東レ静岡 vs WD名古屋、広島TH vs 東京GB、日鉄堺BZ vs 大阪Bの全5カードが実施される。
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第4節 GAME1結果
東京グレートベアーズ 0-3 ウルフドッグス名古屋
(22-25、15-25、23-25)
VC長野トライデンツ 3-0 東レアローズ静岡
(27-25、25-19、30-28)
ジェイテクトSTINGS愛知 1-3 大阪ブルテオン
(14-25、26-28、25-22、22-25)
広島サンダーズ 3-0 ヴォレアス北海道
(25-21、25-22、25-16)
サントリーサンバーズ大阪 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-17、25-16、25-20)
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第4節 GAME2結果
東京グレートベアーズ 0-3 ウルフドッグス名古屋
(23-25、28-30、18-25)
VC長野トライデンツ 2-3 東レアローズ静岡
(25-27、25-21、25-18、21-25、16-18)
ジェイテクトSTINGS愛知 2-3 大阪ブルテオン
(24-26、25-23、25-27、25-21、9-15)
広島サンダーズ 3-0 ヴォレアス北海道
(25-17、25-18、27-25)
サントリーサンバーズ大阪 3-1 日本製鉄堺ブレイザーズ
(22-25、25-22、25-21、25-19)




