大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第7節の試合が6日(土)と7日(日)に行われた。
徳島県で行われたジェイテクトSTINGS愛知とウルフドッグス名古屋の愛知ダービー。結果は、ホームのSTINGS愛知が2連勝を収めることとなった。この勝利でSTINGS愛知は3位に浮上している。特に活躍が光ったのはアウトサイドヒッターのトリー・デファルコ。両日ともにチーム最多得点をマークし、チームを勝利に導いた。

ここまで2勝8敗の東レアローズ静岡は、11勝1敗で2位につけるサントリーサンバーズ大阪をホームに迎えたが、攻守で隙の無いサントリーは東レ静岡にセットを取られず、両日ともストレートで勝利。東レ静岡はGAME2では2度デュースに持ち込んだもののホームで連敗を喫し、最下位に転落。第5節から失セット0で連勝を伸ばしているサントリーは今節で首位に躍り出た。

前節を終えた時点で6位の広島サンダーズと10位の日本製鉄堺ブレイザーズの対戦。GAME1はホームの広島THがセットカウント3-1で制した。続くGAME2では日鉄堺BZが意地を見せ、フルセット勝利。1勝1敗の痛み分けで第7節を終えた。この結果を受けて広島THは5位に、日鉄堺BZは9位となった。

大阪ブルテオンと東京グレートベアーズの対戦は、2試合とも目の離せない激闘となった。どちらの試合もホームの大阪Bに軍配が上がったが、東京GBは粘り強いディフェンスで応戦。見ごたえのあるラリーが繰り広げられた。なお今節を終え、両チームとも順位を1つ下げている。大阪Bは今後、16日(火)から始まる2025男子世界クラブ選手権大会に参加する。

ヴォレアス北海道はVC長野トライデンツとのアウェー戦に挑んだ。GAME1、サーブで優位に立ったヴォレアスはセットカウント3-1で白星をあげた。GAME2ではフルセットの激戦になるも、ヴォレアスが2セットダウンのところから巻き返して2度のデュースを制し、大逆転で勝利。アウェーで2連勝を収め、順位ではVC長野を追い抜いて7位に浮上した。

天皇杯を挟んで行われる次戦の第7節では、12月27日(土)から28日(日)にかけてサントリー vs 大阪B、VC長野 vs 東京GB、STINGS愛知 vs 広島TH、WD名古屋 vs 日鉄堺BZ、ヴォレアス vs 東レ静岡の全5カードが実施される。
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第7節 GAME1結果
VC長野トライデンツ 1-3 ヴォレアス北海道
(18-25、19-25、25-21、21-25)
東レアローズ静岡 0-3 サントリーサンバーズ大阪
(21-25、18-25、18-25)
ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 ウルフドッグス名古屋
(25-23、25-21、23-25、25-23)
広島サンダーズ 3-1 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-21、20-25、25-22、25-19)
大阪ブルテオン 3-1 東京グレートベアーズ
(25-22、23-25、26-24、25-20)
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第7節 GAME2結果
VC長野トライデンツ 2-3 ヴォレアス北海道
(25-23、25-20、23-25、27-29、14-16)
東レアローズ静岡 0-3 サントリーサンバーズ大阪
(24-26、22-25、25-27)
ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 ウルフドッグス名古屋
(25-16、32-30、23-25、25-21)
広島サンダーズ 2-3 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-20、21-25、17-25、25-21、11-15)
大阪ブルテオン 3-2 東京グレートベアーズ
(25-21、19-25、26-28、28-26、15-11)




