令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンドが11日(木)に開幕。東京体育館で皇后杯1回戦が行われた。
V.LEAGUE WOMENで6位のカノアラウレアーズ福岡(福岡・V)と、マジカルバレーで躍進し全日本インカレで3位という結果を残した明海大学(千葉・大学)の一戦。1回戦の中でも注目のカードとなった。
第1セット、全日本インカレでも活躍した堤亜里菜や尾崎俐名エジンネら主力を起用した明海大は、こちらもブランディ・ガチュやオケケアル・メソマチの外国籍選手を筆頭に主力を起用したカノアと真っ向からぶつかる。最初こそ相手の高さに苦戦する場面もあったものの、持ち前の予測できない攻撃的バレーでリードを奪っていく。カノアの追撃を許し同点に追いつかれるも、最後まで逆転を許さず23-25でセットを先取することに成功する。
続く第2セット、明海大がいきなり4-0とリードを奪うが、すぐさまカノアに逆転を許す。それでも食い下がる明海大は15-16と1点リードで終盤へ。20-20と接戦のまま20点台の戦いに突入すると、そこからも焦らなかった明海大が22-25でセットを奪う。
第3セットもカノアの外国籍選手をサーブターゲットにして試合の主導権を握る明海大だがスコアは接戦に。15-15の同点で中盤を迎える。それでも先に抜け出した明海大は18-20と先に20点台へ。そのまま23-25でセットを奪い、3セットすべて接戦となるもストレート勝ちを収めた。
2回戦へと駒を進めた明海大は、12日(金)の10時より群馬グリーンウイングス(群馬・SV)と対戦する。
■試合結果
カノアラウレアーズ福岡 0-3 明海大学
第1セット 23-25
第2セット 22-25
第3セット 23-25




