12日(金)、令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンド2回戦が東京体育館で行われ、群馬グリーンウイングス(群馬・SV)と明海大学(千葉・大学)が対戦した。

 前回大会のブロックラウンドで対決した際は明海大が勝利していたこのカード。明海大は全日本インカレで3位と今季も結果を残している中、一方の群馬も今季のSVリーグでここまで11勝7敗の5位とチーム状態は良好。前回大会からは大きくメンバーを入れ替えている。

 群馬は現時点のSVリーグ女子得点王のオリビア・ロジャンスキが欠場したものの、昨年の悔しさを知る高相みなみら主力も起用。一方の明海大は堤亜里菜ら11日(木)の1回戦を戦った主力メンバーたちを起用した。

 その第1セット、高さで上回る群馬がブロックで明海大に圧をかけていく。ロジャンスキ不在の群馬だが先発起用の仁井田桃子らが迫力あるアタックで得点を奪っていき、徐々に点差を話す。明海大も粘りを見せるが、1セット目は25-19で群馬が先取する。

 続く第2セット、群馬はメンバーを変えるが主導権を握る展開は変わらない。明海大も持ち前のマジカルバレーで食らいつくが、群馬も簡単には決めさせない。第1セット同様に徐々に点差が離れていき、このセットも25-18で群馬が奪う。

 第3セットはスタートから群馬が4点先取。このまま群馬が突き放すかと思われたが、徐々に点差を詰めた明海大が15-15の同点に追いつく。そこから両者譲らぬ展開が続くが、先に20点台に乗せたのはやはり群馬。最後はSVリーガーの底力で相手を突き放し、そのままストレート勝利。昨年のリベンジに成功した。

 3回戦へと駒を進めた群馬は、13日(土)の10時よりSAGA久光スプリングス(佐賀・SV)とのSVリーグ対決に臨む。

■試合結果

群馬グリーンウイングス 3-0 明海大学

第1セット 25-19
第2セット 25-18
第3セット 25-20

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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