大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第8節の試合が27日(土)と28日(日)に行われた。
今節の注目カードであるサントリーサンバーズ大阪 vs 大阪ブルテオンの首位攻防戦。GAME1はホームのサントリーが第1、第2セットを連取する流れに。2セットダウンで後がない大阪Bは、第3セットで大幅にメンバーを変更。このセットをデュースの末に制した大阪Bだったが、続く第4セットをサントリーが取り、セットカウント3-1で勝利した。GAME2は、攻守で優位に立ったサントリーのストレート勝利。サントリーは連勝記録を15に伸ばし、首位をキープした。対する大阪Bは、準優勝を果たした2025男子世界クラブ選手権大会から時間がない中でのリーグ戦に、苦戦を強いられる形となった。

リーグ戦7連敗中と苦しむVC長野トライデンツは、ホームに東京グレートベアーズを迎えた。GAME1では2セットを先取されたVC長野が第3セットを奪い返すも、力及ばず敗戦。GAME2も粘ったVC長野だったが、セットカウント1-3で黒星となった。ホームで悔しい2連敗を喫したVC長野は9位に順位を下げた。一方、2連勝をあげた東京GBは順位を1つ上げ、5位となった。

第3節の対戦では1勝1敗の痛み分けに終わった、ジェイテクトSTINGS愛知 vs 広島サンダーズの対戦カード。今節のGAME1は、ホームのSTINGS愛知がストレートで快勝。しかしGAME2では、前日から立て直した広島THが安定したレセプションから攻撃を展開し、ストレート勝利を飾った。今節も1勝1敗の引き分けとなったが、広島THは6位に順を下げている。

令和7年度天皇杯 JVA全日本バレーボール選手権大会(天皇杯)で優勝を果たしたウルフドッグス名古屋は、日本製鉄堺ブレイザーズとホームで対戦。結果は勢いに乗るWD名古屋の連日ストレート勝利に。一方、2連敗を喫した日鉄堺BZは10位まで順位を落とすなど、苦しい状況が続く。

天皇杯でチーム史上最高成績となる準優勝を収めたヴォレアス北海道と、東レアローズ静岡が連日のナイターゲームを行った。互いに譲らない展開でフルセットにもつれ込んだGAME1は、連続得点から最終第5セットを取り切った東レ静岡に軍配が上がった。続くGAME2もフルセットの勝負となると同時に、全セットが2点差で決着する大接戦に。結果、ヴォレアスがデュースとなった第5セットを制し、GAME1のリベンジに成功。今節を1勝1敗のイーブンとした。なお、今節の結果を受けて東レ静岡の順位は8位に上がっている。

次戦の第11節では、2026年1月3日(土)と4日(日)にサントリー vs 東京GB、STINGS愛知 vs 大阪B、WD名古屋 vs VC長野、日鉄堺BZ vs 東レ静岡の4カードが行われ、ヴォレアス vs 広島THのカードは2月21日(土)、22日(日)に行われる。
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第8節 GAME1結果
サントリーサンバーズ大阪 3-1 大阪ブルテオン
(25-23、25-21、24-26、25-19)
VC長野トライデンツ 1-3 東京グレートベアーズ
(19-25、16-25、25-23、15-25)
ジェイテクトSTINGS愛知 3-0 広島サンダーズ
(25-17、25-22、25-18)
ウルフドッグス名古屋 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ
(29-27、25-12、25-23)
ヴォレアス北海道 2-3 東レアローズ静岡
(25-20、18-25、18-25、25-19、12-15)
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第8節 GAME2結果
サントリーサンバーズ大阪 3-0 大阪ブルテオン
(25-19、25-16、29-27)
VC長野トライデンツ 1-3 東京グレートベアーズ
(23-25、20-25、36-34、23-25)
ジェイテクトSTINGS愛知 0-3 広島サンダーズ
(19-25、23-25、19-25)
ウルフドッグス名古屋 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-22、25-16、25-21)
ヴォレアス北海道 3-2 東レアローズ静岡
(27-29、25-23、31-29、23-25、21-19)




