[写真]=Lega Pallavolo

 セリエA第1節が29日に行われ、石川祐希が所属するペルージャはヴェローナを3-0(29―27、25―22、25―21)とストレートで下した。

 石川も先発した試合は、第1セット序盤からペルージャが3連続得点でリード。終盤に石川のスパイクがシャットアウトされ、チームとしてもサーブミスやスパイクミスが目立ち追いつかれこそしたものの、22―23の場面では難しい石川が2段トスをエンドラインギリギリに決めると、26―26の場面では強烈なバックアタックをコートに叩き込み、第1セットを先取した。

 第2セットは一進一退の攻防で、気の抜けない展開が続いた。チームもサーブミスが重なったものの12―12からの3連続得点で3点のリードを作る。終盤には石川も相手リベロも拾いきれないスパイクを決めると、ペルージャがそのまま第2セットも連取した。

 第3セットでも石川は序盤に鮮やかなバックアタックを決め、勢いに乗ったチームは終盤でブロックポイントを量産。ヴェローナを寄せ付けずにセットを奪い、開幕戦を勝利で飾っている。

■試合結果

ペルージャ 3―0 ヴェローナ

第1セット 29―27
第2セット 25―22
第3セット 25―21