第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー2026)の男子準決勝が10日(土)に行われ、第2試合で駿台学園(東京)と清風(大阪)が対戦した。
大会3連覇中の駿台学園と、インターハイと国民スポーツ大会でベスト8という結果を残しながら1回戦から勝ち上がってきた清風の一戦。インターハイで対戦した際には駿台学園がストレート勝利を収めている。
清風はここまでベンチが中心だった、VC長野トライデンツに所属する元日本代表ミドルブロッカーの松本慶彦を父に持つ3年生セッターの松本凛虎をスタートに起用してきた。
第1セットの序盤はサイドアウトの応酬。清風の山口誠監督は早々にセッターを正セッターの森田陸へ交代する。序盤から中盤にかけて3連続ポイントを奪った清風が7-11とリードを奪うと、その後も尾﨑亮太らのアタックが良く決まり、さらにはミドルブロッカーの田原璃晟の連続バックアタックなどで最大8点差までリードを広げる。だが、13-21から駿台学園が驚異の粘りで20-22まで点差を詰める。それでも最後は攻めたサーブがアウトとなり23-25で清風がセットを先取する。
駿台学園が第1セット途中からの出場で流れを変えた1年生の前田鳴斗をそのまま起用してきた第2セット、その前田の活躍で駿台学園が5-2とリードを奪うが、すぐさま清風が5-5の同点に追いつく。清風がセッターを松本に戻し、両者譲らぬ展開が続く。20-20の競ったスコアで終盤を迎えるが、先にセットポイントを奪ったのは駿台学園。25-23でセットカウントをタイに戻す。
第3セットもこれまで同様に接戦の展開で中盤へ。全く点差が広がらないが、機能しているCクイックを多用した清風が18-20と先に20点台に乗せる。そのまま21-25でセットを奪い切り、決勝進出へ王手をかける。
第4セットで先にブレイクに成功したのは駿台学園。その後もじわじわとリードを広げていく。清風側にもミスが増えはじめ、20-15と先に20点台に乗せた駿台学園がその勢いのまま25-19でセットを奪う。
フルセットへともつれた戦い。最終第5セットに入り清風の1年生エース西村海司が足を攣ってしまいベンチへと下がる。それでもチーム一体となって戦う清風は駿台学園と互角の戦いを繰り広げる。第5セットとは思えないハイレベルなロングラリーが続くが、7-10と先に清風が二桁へと乗せる。だが、前田を投入した駿台学園が3連続ポイントを奪い10-11に。壮絶な戦いとなるが、最後は13-15、清風の勝利で激闘の幕が閉じた。
7年ぶりの決勝進出を決めた清風は、11日(日)13時半から行われる決勝戦で、6年ぶりの優勝を目指す東山(京都)と対戦する。
■試合結果
駿台学園(東京) 2-3 清風(大阪)
第1セット 23-25
第2セット 25-23
第3セット 21-25
第4セット 25-19
第4セット 13-15




