[写真]=須田康暉

 昨年10月に開幕した2025-26 大同生命SV.LEAGUEのレギュラーシーズンは後半戦に突入した。リーグ初年度の昨季は8勝36敗の最下位に終わったヴォレアス北海道は現時点で、勝ち星は6つ。順位は9位と一概に「好成績」とは言えないものの、まだまだ続くシーズンで昨季以上の成績を残さんと息巻く。もっとも昨年12月の「令和7年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会」でチーム史上最高成績となる準優勝に輝いたとあって、その機運は高まるばかりだ。

 ここまでの戦いぶりを見ると、チーム全体のサーブ効果率と1セットあたりのブロック決定本数はリーグでも上位につけている。強烈なサーブを武器とするエースアタッカーの張育陞に加えて、新加入のメルト・タンメアルがミスの少ない、なおかつ効果率の高いサーブを放ち、さらにティモ・タンメマーがチームで最多のブロックシャットをマーク。そして、ミドルブロッカーの三好佳介がサーブとブロックの両方でアクセントになっている点も大きい。

 と同時に、チームの強みとして光るのがサーブレシーブ成功率。昨季はリーグ全体1位の42.9%をマークし、今季もレギュラーシーズン前半戦を通して40%以上をキープし、常にリーグ1、2を争っている。その中心にいるのが、リベロの外崎航平だ。個人としても今季はシーズン序盤からサーブレシーブ成功率において50%台の数字を残して、リーグトップに君臨し続けている。とはいえ、当の本人はこのように強調した。

[写真]=坂口功将

 「よりたくさんのボールを返球できたほうがいいですし、高い数字を目指すのも大切ですが、いつまで自分も1位が続くかはわかりません。もちろん嬉しいです。けれども、それ以上にチーム全体のサーブレシーブ成功率が1位につけることができているのは、日々の練習の積み重ねと成果だと思いますから。昨季も1位だったので、そこを継続していきたいです」

 外崎は数字の上でもチームをリードしているわけだが、聞くに大事にしているのはコート上のコミュニケーションだという。

 「特に今季からサーブ時のポジションチェンジの制限が変わったため、レシーバーがより自由に動けるようになりました。試合中で動かすかどうか、さらに相手サーブのターゲットになりうる選手とリベロの僕が替わるのか、といった駆け引きが増えて、それは楽しく感じると同時に、いっそう慎重になる必要も出てきました。レシーバーが動きすぎて、逆を突かれてサービスエースを奪われる、というケースもあるわけですから。

 そこで僕が中心となり、チームとしてどの範囲を誰がレシーブするかを確かめるためにもコミュニケーションは欠かせません」

 そう話す守護神の姿に、キャプテンの池田幸太も厚き信頼を寄せている。

 「外崎選手は広い範囲でサーブを捕ってくれますし、ディグでも献身的に拾ってくれます。ときにはAパスの返球率が80%近い試合もありますから、その強みをチームとしても生かしていきたいです」

[写真]=須田康暉

 外崎がレシーブの要なら、池田はアタックの要だ。今季は開幕節で負傷して以降、戦線から離脱。年末から徐々に復帰を果たすと、今年1月24日の第12節GAME1で開幕戦以来となるスタメン出場を飾った。その東京グレートベアーズ戦では2桁得点をマークし、「ミスが多かった」と反省したものの、「試合勘は戻ってきたので、個人的には悪くなかったと思います。自分はスタートダッシュで出遅れた分、周りに追いつく必要がありますが、そこは長年プレーしてきた経験を生かして後半戦を戦いたいと考えています」という言葉は頼もしかった。

 そのキャプテンのカムバックを喜んだのはエド・クライン監督で、第12節のGAME1を終えてこのように期待を寄せている。

 「彼が不在だった期間は、オフェンス面においてアタックを決めきる力がそれほど高まらないことがチームの課題でした。今日は12得点と、プレーもよかったと感じています。ブロックもいい選手ですし、相手サーブに狙われる場面もたくさんありましたが、うまく対応してくれました。彼が調子を取り戻すことで、チームがよくなっていくと願っています」

 レギュラーシーズンはここから大詰めへと向かっていく。ヴォレアスとしては昨季以上の成績はもちろんのこと、上位6チームによるチャンピオンシップ進出へ、さらには天皇杯を超える飛躍を描いて戦いに臨む。池田は意気込んだ。

 「長いレギュラーシーズンで、メンバーたちは出ずっぱりで疲労も溜まってきています。起用方法を含めたベンチワークやリザーブメンバーの能力の高さが大事になってくると思うので、僕も含めて前半戦で出場機会の少なかった面々が後半戦でチームの力になれるように日々の練習で高めていきたい。それに天皇杯でいい結果を残せたわけですから、力のある選手はそろっていると感じています」

 守護神の外崎が引き続きレシーブの中心となって攻撃の起点をつくり、張や外国籍アタッカーたちとともに池田が力強く得点を重ねる。北の大地からSV.LEAGUEに吹き込む風がここからさらなる脅威となっても、なんら不思議ではない。

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この記事を書いたのは

坂口功将

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