「2025-26 大同生命SVリーグ」の女子第20節は20日(金)から22日(日)にかけて計7つのカードが実施される。

◼️大阪マーヴェラス vs デンソーエアリービーズ

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 大阪MVは前節のGAME2で首位のNEC川崎から今シーズン初勝利を挙げた。キャプテンの田中瑞稀はアタックで21得点、ブロックで3得点の活躍。宮部愛芽世は21得点を挙げたほか、サーブレシーブでもチームに貢献した。セッターの塩出仁美は個性派揃いのアタッカー陣を巧みにコントロール。3452人の最多入場者数も達成し、チャンピオンシップに向けて弾みをつけた。一方のデンソーは前節、調子を上げているPFUに連敗し、チャンピオンシップ出場圏外の9位に後退した。GAME2はロザマリア・モンチベレルがアタック決定率29.7%、サブリーナ・デジェズス・マシャドが同29.6%と苦戦。山口結可、麻野七奈未ら途中からコートに入った選手は気を吐いたが、スコアを覆すには至らなかった。チャンピオンシップ出場に残された枠はあと2つ。スローガンの「頂(てっぺん)」を取るためにも、これ以上負けられない。

◼️アランマーレ山形 vs PFUブルーキャッツ石川かほく

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 田村愛美と柳沢紫子の引退、赤星七星の退団を12日に発表したA山形。前節のKUROBE戦は赤星と柳沢が出場し、コートを縦横無尽に駆け回った。試合は土日ともにストレートで敗れたが、GAME2は途中出場の小川真央がアタックで11得点、ブロックで1得点、サーブで2得点と躍動した。A山形にとっては今節が最後のホームゲーム。勝って有終の美を飾りたい。14日の結果により、チャンピオンシップ進出が決定したPFU。躍進の原動力は、セッターの松井珠己だ。アタッカー陣を巧みに操り、多彩な攻撃を演出。前節のGAME2では、1カ月ぶりに先発出場したバルデス メリーサにチーム最多の20得点(アタックのみ)を決めさせた。タットダオ・ヌクジャンは72.7%のアタック決定率をマーク。チームづくりは完成に近づきつつある。

◼️ NECレッドロケッツ川崎 vs ヴィクトリーナ姫路

 高い攻撃力を誇るチーム同士の対戦だ。NEC川崎は前節、大阪MVに1勝1敗。フルセットにもつれたGAME2は佐藤淑乃が26得点を挙げながら、第5セットは14−16と競り負けた。それでも、途中から入った廣田あい、和田由紀子がチームを立て直したことはプラスの材料と言える。また、シルビア・チネロ・ヌワカロールが3本のサービスエースを奪うなど持ち味を発揮。チャンピオンシップに向けて、見通しは決して悪くない。姫路は前節のGAME1、宮部藍梨が約1カ月半ぶりにスタメン出場。サーブで2得点を挙げるなど、存在感を発揮した。得点源のカミーラ・ミンガルディは31得点でフルセット勝利に貢献。リベロの福留慧美を軸に、サーブレシーブでも抜群の安定感を見せている。役者がそろった姫路に死角は見当たらない。

◼️KUROBEアクアフェアリーズ vs Astemoリヴァーレ茨城

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 チャンピオンシップ進出に向けて負けられない試合が続くKUROBE。前節は持ち前のブロック&ディフェンスが機能し、A山形に連勝した。179cmの高さがある安田美南は、GAME1で2本のブロックポイントを獲得。中村安里、山口真季の両ミドルブロッカーもしっかりと役割を果たした。敵地に乗り込むAstemoも崖っぷちに立たされている。3節を残して、14勝24敗の11位。秋田市で開催された前節のホームゲームは、刈谷に0−3、1−3で敗れた。GAME2は長内美和子が17得点と奮闘し、高間来瞳も3本のサービスエースを決めているが、得点源のマッケンジー・メイはアタック決定率23.4%と相手のマークに苦戦。チャンピオンシップ進出の条件は厳しいが、可能性が残されている限り前に進むしかない。

◼️ SAGA久光スプリングス vs 群馬グリーンウイングス

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 SAGA久光は前節、姫路と対戦して1勝1敗。GAME1はフルセットで敗れたが、翌日のGAME2は3−1で3ポイントを上積みした。光ったのが、昨年10月18日刈谷戦以来のスタメン出場を果たした中島咲愛だ。40本のスパイクを放ち、15得点の活躍。西村弥菜美、北窓絢音とともにサーブレシーブでも中心になって活躍した。完全復帰の中島は、チームを優勝に導くラストピースとなるか。22勝16敗で7位の群馬は今節の結果次第でチャンピオンシップ進出が決定する。前節はホームで岡山に連勝。道下ひなのや松浦未波ら長いキャリアを持つ選手が途中からコートに入って流れを変えた。オリビア・ロジャンスキはGAME1で33得点、GAME2で23得点と周囲を圧倒。このまま順位の変動がなければ両チームはクォーターファイナルで対戦するため、貴重な前哨戦となる。

◼️東レアローズ滋賀 vs 岡山シーガルズ

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 前回の対戦は、アウェーの東レ滋賀が3−1、3−2で連勝した。躍動したのが、GAME1で62本のスパイクを放ち20得点、GAME2で73本のスパイクを放ち27得点を挙げた結束美南だ。ダイナミックなフォームから繰り出されるスパイクとサーブ、加えて安定感のあるサーブレシーブで攻守にわたってチームに貢献。もはやチームのシンボル的存在と言っても過言ではない。その試合で連敗した岡山にも、明るい材料はあった。結束と同じ19歳の宮川絢花が、GAME1の途中からコートに入って2得点。185cmの高さを武器に、ネット際で存在感を発揮した。チャンピオンシップ進出の可能性が消滅した両チームだが、SVリーグに消化試合などない。来シーズンに向けた戦いは、すでにはじまっている。

◼️クインシーズ刈谷 vs 埼玉上尾メディックス

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 刈谷は前節、Astemoに連勝してチャンピオンシップ進出を決めた。新体制で臨んだ今シーズン、キャプテンの鴫原ひなたがシーズンを通して活躍。チームの雰囲気もよく、戦況に応じて流れを引き寄せられるのが強みの一つだ。ダニエル・カッティーノをはじめ外国籍選手もチームにフィットしており、笠井季璃ら日本人選手のポテンシャルを引き出している。文字通り、今シーズンのSVリーグに「旋風」を巻き起こしたと言えよう。対する埼玉上尾は、4連勝で明るい兆しが見えてきた。前節の東レ滋賀戦で連勝を「4」に伸ばし、チャンピオンシップ進出圏内の8位に浮上した。黒後愛が徐々にトップフォームを取り戻し、ルーキーの山地梨菜も得点を量産。岩澤実育、岳野ひかるを軸に守備も安定しつつある。チャンピオンシップ出場を争うデンソーとの直接対決をできるだけ優位な状態で迎えるためにも、今節の刈谷戦は極めて重要な意味を持っている。


■SVリーグ女子第20節 試合日程・放送情報・配信情報

大阪マーヴェラス vs デンソーエアリービーズ

▼日時
GAME1:3月20日(金)14時05分~
GAME2:3月21日(土)14時05分~
▼会場
神戸常盤アリーナ
▼放送
なし
▼配信
J SPORTSオンデマンド

アランマーレ山形 vs PFUブルーキャッツ石川かほく

▼日時
GAME1:3月21日(土)14時05分~
GAME2:3月22日(日)13時05分~
▼会場
INPEX酒田アリーナ
▼放送
なし
▼配信
J SPORTSオンデマンド

NECレッドロケッツ川崎 vs ヴィクトリーナ姫路

▼日時
GAME1:3月21日(土)14時05分~
GAME2:3月22日(日)13時05分~
▼会場
大田区総合体育館
▼放送
GAME1:なし
GAME2:J SPORTS 4
▼配信
GAME1:J SPORTSオンデマンド、SVリーグFree Live GAME!
GAME2:J SPORTSオンデマンド

KUROBEアクアフェアリーズ vs Astemoリヴァーレ茨城

▼日時
GAME1:3月21日(土)14時05分~
GAME2:3月22日(日)14時05分~
▼会場
ありそドーム
▼放送
なし
▼配信
J SPORTSオンデマンド

SAGA久光スプリングス vs 群馬グリーンウイングス

▼日時
GAME1:3月21日(土)14時05分~
GAME2:3月22日(日)14時05分~
▼会場
HAPPINESS ARENA
▼放送
なし
▼配信
GAME1:J SPORTSオンデマンド
GAME2:J SPORTSオンデマンド、SVリーグFree Live GAME!

東レアローズ滋賀 vs 岡山シーガルズ

▼日時
GAME1:3月21日(土)15時05分~
GAME2:3月22日(日)15時05分~
▼会場
滋賀ダイハツアリーナ
▼放送
なし
▼配信
J SPORTSオンデマンド

クインシーズ刈谷 vs 埼玉上尾メディックス

▼日時
GAME1:3月21日(土)18時05分~
GAME2:3月22日(日)15時05分~
▼会場
ウィングアリーナ刈谷
▼放送
なし
▼配信
J SPORTSオンデマンド

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この記事を書いたのは

岩本勝暁

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