[写真]=金田慎平

 11日、大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)男子第1節GAME1のサントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオンの試合が行われた。

2024ー25シーズンから新たに始まったSVリーグ。その幕開けとなる一戦は、昨シーズンのV.LEAGUE DIVISION1 MENのファイナルのカードの再戦となった。

フジテレビの地上波でも生中継された一戦は、トーマス・ジェスキーや西田有志らの活躍が光った大阪Bが3―0(25―17、25―19、25―21)でストレート勝ち。歴史的な一戦を白星で飾った。

 試合後、記者会見に応じた大阪Bのティリ・ロラン監督は、「非常に満足している。選手たちも活躍してくれた。だが、試合前に選手にも勝っても負けてもまだ43試合あると言っていた。今日の試合で私たちの可能性や強み、弱みといったすべてが見えたと思う。本当に良いスタートが切れたと思っている」と満足感を示した。

 また、サントリー戦ではタイムアウトを一度も使わず、選手交代も3セット目終盤に一度行ったのみ。その点については「単純に選手たちがいいプレーをしていたから」と明かすとともに、「何かを言いたかったときにちょうどテクニカルタイムアウトやサントリーさんのタイムアウトがあって、今日の試合はタイムアウトを取らなかった。選手交代もそんなにしなかった」と説明した。

 昨シーズンのファイナルでは0―3で敗れたサントリーにストレート勝ちを収める結果となったが、「昨シーズンのファイナルでサントリーさんに0―3で負けたが、スパイクの部分が失われたと思っていて、その試合では西田選手のみ決定力が高かった。ロペス選手がきて、二人目のOPのように決定力のある選手がだと思っている。今日の試合ではジェスキー選手も非常に活躍してくれたが、ロペス選手の攻撃力が非常にパワフルで、アタック面で非常に強くなったと思っている」と新加入のキューバ代表ロペス・ミゲルを高く評価している。

 開幕戦を快勝で飾った大阪B。ロペスだけでなくセッターの永露元稀も含めた新加入組が早速チームに適応できているのはシーズンを戦う上で大きな好材料となりそうだ。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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