14日、大同生命SV.LEAGUE MENの第1節GAME2が行われ、サントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが対戦した。

 サントリーはアウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍とデ・アルマス・アライン、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と鬼木錬、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中颯志をスタメンに起用した。

 対する大阪BはOHに男子アメリカ代表のジェスキー・トーマスと男子キューバ代表のロペス・ミゲル、MBに山内晶大とエバデダン・ラリー、Sに永露元稀、OPに西田有志、Lに山本智大をスタメンに起用した。

 第1セットは大阪Bのサーブでスタート。髙橋藍のスパイクをエバデダン・ラリーがシャットして1点目を奪うと、その後はサントリーがパイプ攻撃、ミドル攻撃を多く仕掛けるが大阪Bが粘り強くボールをつなぐ。さらにラリー中に繰り出されるジェスキーの速いスパイクや、強烈なサイドからの攻撃にサントリーは苦しむ。11-14で回ってきたロペス・ミゲルのサーブから完全に流れは大阪Bに。その後サントリーもムセルスキーが強烈なスパイクを決め、鬼木に代わってリリーフサーバーで投入された髙橋塁がサービスエースを決め17-21となるが、その後も差を詰められず、21-25で大阪Bが1セット目を先取した。

 続く第2セットは、アラインのサービスエースから得点したサントリー。序盤は打ち合いの拮抗した展開が続く。髙橋藍の強烈なスパイクで8-6とサントリーが一歩リード、その後もムセルスキーがブロックカバーを高く拾い大宅がライト側にまわりこんだムセルスキーにトスを上げ、アタックラインの内側にスパイクを叩き込み12-8と流れに乗る。途中、大きくエンドラインの外に逸れたボールを追った永露が手首を気にする場面もあり、大阪Bは15-10で永露に変わりSに中村駿介とOPに西山宏太朗を投入した。17-13の場面ではアラインがここでもサービスエース。永露と西田が戻った19-14の場面で西田がスパイクを叩き込み得点を重ねるが、最後はムセルスキーがスパイクを決め25-19とサントリーがこのセットを奪い返した。

 第3セット、大阪Bはローテーションを回してジェスキーのサーブからスタート。サントリーもローテーションを回しマッチアップを調整してのスタート。このセットは両チーム、センターからの攻撃を駆使し終始譲らない打ち合いが続く。西田のスパイクで14-14となるが、髙橋藍もパイプ攻撃でスパイクを叩き込む。17-17の場面では西田のサーブで崩しスパイクも決めていくがまだ点差は広がらない。それでも、ムセルスキーに託されたスパイクがアウトになり18-20と大阪Bが抜け出すと、ジェスキーがブロックを決めて19-22に。20-22の場面で大阪BのL山本が小野寺のクイックを拾う好セーブを見せ、そこから長いラリーとなりサントリーのミスを誘った。21―25でこのセットは大阪Bが取り返した。

 勝負の第4セット、両チームこのセットもメンバーに変更はない。序盤、髙橋藍のサーブを起点にサントリーが得点を重ねる。4-2の場面ではアラインがロペスをシャット。6-3の場面ではⅬの藤中颯志がブロックアウトしたボールをきれいに大宅に返すと高橋藍がスパイクを決める。ロペスがコート外に逸れたボールを拾いに観客席に突っ込むアクシデントがあり、コートに戻ると負傷がないことをアピールしていたが、12-8の場面でロペスに変わり富田将馬が投入される。中盤、髙橋藍がムセルスキーからのトスからのスパイクをインナーに決め、鬼木もクイックやブロックで存在感を発揮。サントリーが15-11と点差を広げていく。西田のサーブで反撃を転じたい大阪Bだったが、最後は山本が高く挙げたボールをお見合いしてしまいコートにボールが落ち、25-21でサントリーがこのセットを取る。

 最終第5セット、大阪Bは富田、MB西川馨太郎がスターティングメンバーに。ムセルスキーのサービスエースで5-3とサントリーが一歩リード。それでもアラインのサーブを山本のレセプションからジェスキーがクロスに決め、西田もスパイクを重ね大阪Bが7-7まで迫る。ラストタッチをめぐって長いチャレンジが行われたが、得点はサントリーに与えられた。8-7の場面で西田が深い位置にクロススパイクを決め、西川が一枚でアラインを止めると8-9と流れが大阪Bに傾く。さらに富田がブロックアウトを取り10-12とし、ジェスキーがムセルスキーをシャットした。11-14からはアラインのスパイクを山本が拾うも乱れ、返球されたチャンスボールを髙橋藍がスパイクを決める。その後、大阪Bのマッチポイントが続く中、アラインのサーブがネットにかかりボールが大阪Bのコートに落ちるかと思われたが、永露が拾いネット際で繋ぎあう展開となると、最後はサントリーのコートにボールが落ちゲームセットとなった。

 オープニングマッチでは大阪Bのストレート勝ちだった試合だが、この日は白熱のフルセット勝負に。ギリギリのところで勝利を手にした大阪Bが開幕2連勝を飾った。

■試合結果

サントリーサンバーズ大阪 2―3 大阪ブルテオン 

第1セット 21―25
第2セット 25―19
第3セット 21―25
第4セット 25―21
第5セット 12―15

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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