14日、大同生命SV.LEAGUE WOMENの第1節GAME1が行われ、桐生ガススポーツセンターにて群馬グリーンウイングスとAstemoリヴァーレ茨城が対戦した。
ホームである群馬はセッター(S)に角谷未波、アウトサイドヒッター(OH)に髙相みな実、清水愛、ミドルブロッカー(MB)に菊地実結、道下ひなの、オポジット(OP)にマルティニューク・アリョーナ、リベロ(L)に栗栖留生をスタメンに起用した。
対するアウェイのAstemoはSに雑賀恵斗、OHに上坂瑠子、マッケンジー・メイ、MBに佐藤黎香、ブリオンヌ ・バトラー、OPにオクム大庭冬美ハウィ、Lに德本歩未香という布陣となった。
注目の第1セット、幸先よく群馬がサーブで崩し得点し3連続ポイントを掴む。序盤すぐにAstemoも追いつくが、コネクションミスやコンビミスが目立ち、中盤15-11と群馬が4点リードの展開に。しかし中盤から終盤にかけてじわじわとブレイクを重ね、Astemoが同点に追いつく。20点以降は両者譲らず24-24でデュースへ。どちらもセットポイントを握るが、最後は26-28と逆転でAstemoがまずセットを先取する。
続く第2セット、序盤は群馬がリードするが、Astemoはオクム大庭やマッケンジー、バトラーの強烈なスパイクを中心に連続ポイントを奪い、群馬を突き放す。ブロックとディフェンスが上手く機能するAstemoに群馬はなかなか気持ちよく攻撃が決まらない。なんとか流れを掴みたい群馬だったが思うような攻撃ができず、最終的に14-25と大差をつけて、Astemoが連取する。
勝負の第3セット、後がない群馬は離されまいと序盤から食らいつく。髙相のスパイクやサーブ、また今試合で効果率が高い角谷のショートサーブで乱しダイレクトで得点するなどしてブレイクし、群馬が追いつく。中盤から終盤にかけては点差がつかず拮抗した試合展開となるが、このセット勝利のため抜け出したい群馬は、Astemoにブレイクされ2点差をつけられるも164センチの髙相がブロックを決めて同点に追いつく。だが、直後に守備からの切り返しで攻撃チャンスを掴んだAstemoが再び2点差をつけ、最終的に22-25でストレートで勝利となった。
開幕戦ホームで勝利とはならなかった群馬だが、ホームでのファンの声援が大きく攻撃が決まるたびに大きな盛り上がりを見せた。Astemoは、セット序盤はコート内がばたつき連携ミスが少し目立ったが、徐々に修正しリードされても確実に点数に繋げ、群馬の隙を見逃さず勝利をものにした。
GAME2は明日15日も19:05から行われる。
■試合結果
群馬グリーンウイングス 0-3 Astemoリヴァーレ茨城
第1セット 26-28
第2セット 14-25
第3セット 22-25