18日、V.LEAGUE MEN EAST(Vリーグ男子 東地区)の富士通カワサキレッドスピリッツが、2022年度に引退を表明していた栁田百織(32)の現役復帰を発表した。クラブ公式SNSが伝えている。
栁田は順天堂大学を経て、2014年に当時のVチャレンジリーグ所属であった富士通に入団すると、2015―16シーズンにチームは初優勝。さらにV2リーグ初年度の2018-19シーズンより主将を務めると、チームも3連覇を果たし、栁田は個人としても最高殊勲選手賞を受賞するなど、主将としてもオポジットとしても大きな活躍を見せていた。
2023年4月に引退が発表され、自身のインスタグラムでも「22年のバレー人生終了!身長も能力も高くない自分が、思っていた以上の場所でプレーできたこと、本当に幸せな時間でした」とコメントを発表し現役引退していた栁田だが、古巣の富士通になんと選手として電撃復帰することが発表された。
栁田はクラブ公式インスタグラムを通して、「辞めたり戻ったりすみません。バレーが好きすぎました!力になれるように頑張ります!」とコメントし、富士通は「栁田劇場2ndシーズンもどうぞお楽しみください」と栁田の復帰に喜びを表した。
なお、栁田は10月20日(日)の天皇杯関東ブロックラウンドよりチームに帯同予定とのこと。
新Vリーグ初年度となる2024-25シーズンに、再び富士通に帰ってきた栁田。強力な戦力を得たチームがどんな戦いを見せてくれるのか、開幕戦が待ちきれない。