29日(火)、大同生命SV.LEAGUEの東レアローズ滋賀と東レアローズ静岡は、債務超過の解消およびSVライセンスの継続を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
東レアローズ株式会社が運営する女子クラブの東レ滋賀と男子クラブの東レ静岡。2026年7月に2クラブの違反行為が発覚し、公益社団法人SVリーグ(SVL)より制裁が発表されていた。
違反行為は二つ。一つ目は2026年3月末に提出された財務資料における業績見通しの数値が、同年6月末に提出した実績値と大きく乖離していた点。二つ目は東レアローズ株式会社が2026年3月期決算(2025年4月~2026年3月)において債務超過状態だった点だ。
これらの違反行為が、クラブSVライセンス交付規則 第16条第2項「クラブライセンス制度上の制裁」と、第21条「財務基準」F.02純資産基準に抵触。SVLは2クラブに対し譴責や、改善報告書などの追加資料の提出、東レ滋賀と東レ静岡それぞれに罰金100万円の制裁を科したものの、2026年9月末までに2026年6月期決算において純資産基準を充足していることが示された場合、上記の制裁を科した上で2026-27シーズンのSVライセンスは取り消さず、2027-28シーズンのライセンス交付を可能にすると発表していた。
改善に向けて財務面や管理体制で対策を講じた東レアローズ株式会社は、2026年6月期決算について、決算書類をSVLへ提出。2026年6月期末時点において純資産基準を充足し、債務超過を解消したことを報告した。
また、純資産基準を充足していることが確認されたことで、2026-27シーズンのSVライセンスは取り消されず、2027-28シーズンのSVライセンス交付が可能となる旨も発表されている。
東レアローズ株式会社は今回の件についてクラブ公式サイトで謝罪している。
「本件に関しましては、ファンの皆様、パートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。東レアローズは、改善計画に基づき、2026年6月の増資の実施に加え、管理・監督体制の強化および組織運営体制の見直しを進めてまいりました。今後も健全で持続可能なクラブ運営を実現するとともに、SVリーグおよびバレーボール界の発展に貢献できるよう、引き続きガバナンスの強化と経営基盤の安定化に努めてまいります。ファンの皆様、パートナー企業の皆様、地域の皆様をはじめ、日頃より東レアローズを支えてくださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます」




