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 大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)第4週のGAME1が行われ、川崎市とどろきアリーナにてNECレッドロケッツ川崎とSAGA久光スプリングスが対戦した。

 NEC川崎はアウトサイドヒッター(OH)に佐藤淑乃とアチャラポーン・ コンヨット、ミドルブロッカー(MB)に島村春世と甲萌香、セッター(S)に中川つかさ、オポジット(OP)にパリ五輪日本代表の和田由紀子、リベロ(L)に藤井莉子をスタメンに起用した。

 対するSAGA久光はOHにグレタ・ザックマリーと北窓絢音、MBに平山詩嫣とパリ五輪日本代表の荒木彩花、Sに栄絵里香、OPにステファニー・サムディ、Lに西村弥菜美をスタメンに起用した。

 第1セット序盤は両チームのOHが躍動。レフトからブロックを利用した技ありのスパイクで得点を重ねていく。セット中盤、SAGA久光は相手コートをよく見た冷静なプレーやブロードなどの幅広い攻撃で相手を翻弄し、リードを広げる。対するNEC川崎はライトから和田が立て続けに得点し食らいついていく。しかしSAGA久光が最後まで押し切り、25-20で第1セットを先取した。

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 続く第2セット、長いラリーをNEC川崎が取りきるとそのまま流れに乗ってNEC川崎リードでセット終盤へ。対するSAGA久光は北窓がスパイクとブロックで大活躍。攻撃に強弱をつけ相手を揺さぶり得点を量産。一時大きく点差を離されるも、同点まで追いつきセット終盤へ。得点が20点に乗ると今度はNEC川崎の佐藤がバックから強烈なスパイクで連続得点。NEC川崎は勢いそのまま、最後は和田が決め切り、25-23でセットを取り返した。

 第3セット、NEC川崎はスタートからMBにパリ五輪日本代表の山田二千華を起用しセット序盤から果敢に攻めていく。特にOHの佐藤とアチャラポーンにトスを集め、3点リードでセット終盤へ。対するSAGA久光は途中からOH深澤めぐみとOP吉武美佳を起用するも、レセプションが安定せず苦しい展開。難しいボールを北窓、深沢がなんとか得点につなげて食らいつく。しかしNEC川崎はMBをうまく使った多彩な攻撃で流れを渡さず、25-23でセットを連取した。

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 SAGA久光がリードする展開で試合が進んでいく第4セット。このセットでスタートから起用されている深澤、吉武が要所で得点しリードを保つ。対するNEC川崎は終始相手にリードされている展開ではあるが、焦ることなくそれぞれが好プレーをみせる。両チーム点数を20点にのせると先に抜け出したのはSAGA久光。深澤が連続でスパイクを決め、先にセットポイントを握る。そこからNEC川崎も繋ぎで粘りを見せ23点まで追い上げるも、最後は深澤が決めSAGA久光が25-23でセットを取り勝負をフルセットに持ち込んだ。

 勝負の最終第5セット。ファーストポイントをNEC川崎が取ると流れはそのままNEC川崎へと傾き、3点リードでセット後半へ。対するSAGA久光は深澤の強烈な1本を起点に息を吹き返し、全員バレーでセット終盤でついに逆転。連続得点で先にマッチポイントを握ると最後も深澤が決めて15-13でセットを取り勝利を飾った。

■試合結果

NECレッドロケッツ川崎 2ー3 SAGA久光スプリングス

第1セット 20ー25
第2セット 25ー23
第3セット 25ー23
第4セット 23ー25
第5セット 13ー15