大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第7週の試合が23日(土)と24日(日)に行われた。
2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。
第7週の試合では全14チーム(7カード)の試合が行われた。
開幕から第5節のGAME1まで全勝という戦いぶりを見せていたデンソーエアリービーズだったが、第5節のGAME2から第6節にかけて3連敗を喫していた。そんな連敗を止めたいデンソーと対峙したのは、第5節から4連勝と乗りに乗っているSAGA久光スプリングス。GAME1は1セット目をSAGA久光が先取するも、以降はデンソーが効果的なサーブを駆使し、3-1で勝利し、3試合ぶりの白星となった。GAME2は1、2セット目をSAGA久光が連取するが、3、4セットをデンソーが取り返しフルセットの激戦に。最終セットは要所でブレイクを成功させ流れを渡さなかったデンソーが取り、見事ホームで2連勝を飾った。
第6節を終えた時点で8勝2敗とし、暫定首位の埼玉上尾メディックスは、ここまで6勝6敗のPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦。昨シーズンまで埼玉上尾のコーチを務めていた馬場大拓氏が今シーズンよりPFUの監督に就任したこともあり、両チームともに特に熱が入るカードとなった。GAME1はPFUが2セット目をとるも、1-3で埼玉上尾が勝利。GAME2はPFUに流れを渡さず、集中力を切らさずにすべてのセットで勝ち切った埼玉上尾がストレートで勝利、10勝2敗として首位をキープした。PFUはホームで惜しくも2連敗となった。
開幕から勝利がない群馬グリーンウイングスは、ホームでNECレッドロケッツ川崎と対戦。GAME1では、デュースとなった3セット目で粘り強さを見せてこのセットを奪うも、1-3で敗戦。GAME2はNEC川崎のサーブに苦しめられ、セットを取ることなくストレート負けを喫し、第7節も初勝利はならなかった。
第6節にアウェイで2連勝としたKUROBEアクアフェアリーズと大阪マーヴェラスの対戦は、GAME1はフルセットにもつれ大阪MVが勝ち切り、GAME2もその勢いで大阪MVが2連勝、KUROBEはホームで2連敗となった。
また、4連勝中の東レアローズ滋賀と3連敗中の岡山シーガルズの対戦は、両日ともに東レ滋賀が勝利した。東レ滋賀は連勝を6に伸ばしている。その他、ヴィクトリーナ姫路とAstemoリヴァーレ茨城のカードは両日ホームの姫路がストレートで勝利、アランマーレ山形とクインシーズ刈谷は、アウェーの刈谷が両日ストレートでの勝利となった。
次戦第8週は11月30日(土)と12月1日(日)に行われ、首位攻防戦となる埼玉上尾vsデンソー、刈谷vs東レ滋賀、大阪MVvs岡山、姫路vsPFU、群馬vsKUROBE、NEC川崎vsA山形、SAGA久光vsAstemoの7カードの試合が行われる。
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第7週GAME1結果
姫路 3-0 Astemo
(25ー22、25ー17、25ー21)
デンソー 3ー1 SAGA久光
(19ー25、25ー23、25ー17、25ー20)
PFU 1ー3 埼玉上尾
(27ー29、25ー20、19ー25、20ー25)
A山形 0ー3 刈谷
(16ー25、16ー25、15ー25)
群馬 1ー3 NEC川崎
(21ー25、14ー25、28ー26、18ー25)
KUROBE 2ー3 大阪MV
(25ー20、23ー25、19ー25、28-26、13ー15)
岡山 1ー3 東レ滋賀
(21ー25、25ー22、21ー25、18ー25)
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第7週GAME2結果
姫路 3-0 Astemo
(25ー22、25ー22、25ー21)
デンソー 3ー2 SAGA久光
(23ー25、15ー25、25ー21、25ー17、15-11)
PFU 0ー3 埼玉上尾
(21ー25、23ー25、21ー25)
A山形 0ー3 刈谷
(18ー25、15ー25、15ー25)
群馬 0ー3 NEC川崎
(16ー25、22ー25、19ー25)
KUROBE 1ー3 大阪MV
(27ー25、17ー25、25ー27、23ー25)
岡山 1ー3 東レ滋賀
(25ー19、21ー25、20ー25、22ー25)